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2025年1月17日
Classi、2つの新機能「申請・提出物」・「カスタム名簿」を2025年度から開始
Classiは15日、教育プラットフォーム「Classi」に、申請・提出手続きと名簿更新などの校内の手続きを電子化する「申請・提出物」機能と「カスタム名簿」機能を4月から搭載することを発表した。
「申請・提出物」機能は、申請や提出に関する情報を電子化することによって、保護者・生徒からの随時の申請・情報更新や、保護者の電子押印・承認を可能にする機能。同機能により、紙の受け渡しで発生していた情報の紛失や放置リスクが削減される。また、教員は常に情報の提出状況や履歴を確認できる。
「カスタム名簿」機能は、生徒に紐づくさまざまな情報を一元管理し、教員が必要な情報をいつでも一覧で確認できる機能。Classi上に生徒・保護者からの情報を蓄積することで、情報を随時先生が閲覧してデータ出力することができるようになる。また、教員間の情報共有が可能なため、同じ情報を生徒・保護者に何度も尋ねたり、回収した用紙を管理する手間も削減される。
部活の入部届や公欠届、また住所やアレルギー疾患の登録、学割発行申請など、学校現場で保護者の承認や押印を必要とする情報の提出は多岐に渡っている。
これらの情報の申請と管理に関しては、これまで一般的には、申請用紙を生徒が持ち帰って記入、保護者が押印、再度生徒を通して学校に提出し、最終的に校内で教員や事務職員が当該情報に係る全ての名簿やリストを毎度加筆・修正するプロセスが採られていた。
紙の申請用紙を媒介にした情報管理方法は、個人情報の取り扱いに求められる管理プロセスの厳重さに相まって、教員や事務職員に大きな負担を強いており、加えて、申請用紙を紛失するリスクも存在する。
こうした状況を鑑み、政府も2023年の第3回デジタル行財政改革会議「デジタル行財政改革中間とりまとめ」において、2025年度中には全学校で押印を原則廃止する方針を示しており、同社は、申請・提出と名簿管理をデジタル化する必要が喫緊課題となっている学校への寄与を目的に「申請・提出物」及び「カスタム名簿」の2つの機能を2025年度からClassiに搭載することを決定した。
なお、同機能は2024年度からβ版の提供を開始しており、Classiのユーザー校はトライアル活用が可能。
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