2025年1月23日
学校で不要だと思う校則&生徒会長に推薦したい芸能人TOP10!=渋谷トレンドリサーチ調べ=
アイ・エヌ・ジーは22日、同社が運営するリサーチメディア「渋谷トレンドリサーチ」が、関東の高校生男女100人を対象に実施した、「学校生活に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「学校生活は楽しいか?」と聞いたところ、「とても楽しい」「まあまあ楽しい」という回答が全体の81.3%を占め、イマドキの高校生の多くは学校生活を楽しんでいることが分かった。
「とても楽しい」と答えた高校生からは「仲いい友達がいて、部活も充実しているから」(高1女子)や、「高校生のうちにしか出来ない経験を沢山できているから」(高2男子)などのコメントが寄せられた。
その一方で、17.7%の高校生は「あまり楽しくない」と回答。その理由として、「中学生の時に憧れていたキラキラJKにはなれなかったから」(高3女子)や、「クラスでいざこざがあって、それに巻き込まれて、教室にいたくないから」(高2女子)など、人間関係や学校生活を楽しくないと感じているエピソードが散見された。
「全く楽しくない」と回答した高校生は1.0%と少数派で、全体的には学校生活を楽しんでいる高校生が多かった。
「学校で不要だと思う校則」について尋ねたところ、最も多かったのは「髪色や髪型の指定」22.5%で、「もっとおしゃれしたいし、個性を認めてほしいから」(高1女子)や、「容姿は学業に関係ないので規制しなくても良い」(高1女子)という声が多数寄せられた。
2番目に多かった「メイク禁止」12.7%についても、「学業に支障が出ないし、自分の好きなスタイルで学校に行きたいから」(高1女子)や、「メイクは、社会に出たら常識なのに学生時代に練習が出来ないのはおかしい」(高2女子)などの声が寄せられた。
3位には、「スマホ使用禁止」7.8%や、「はにわ禁止」7.8%がランクイン。「文化祭、体育祭などだけでも思い出に残るようにスマホの使用を許可して欲しい」(高3男子)や、「寒すぎて耐えられないから学校外だけでも“はにわ”有りにして欲しい」(高1女子)といった具体的なエピソードを挙げて、使用を求める意見が寄せられた。
また、「学校で行われている進路指導やキャリア教育はどの程度役立つと思う?」と質問したところ、「まあまあ役立つ」と答えた高校生が全体の41.2%を占めており、「成功している人の体験談を聞いて、そんな仕方もあるんだなと知れたこともあったから」(高1女子)などの声が寄せられた。
2位の「とても役立つ」28.4%と回答した高校生からは、「親世代とかなり受験が変わっているので勉強になるから」(高3女子)や、「2者面談とかで詳しく将来の夢とか親身になって聞いてくれる」(高1女子)といったエピソードが寄せられ、高校生の未来設計やモチベーションに貢献している様子が窺えた。
その一方で、25.5%が「あまり役立たない」、4.9%が「全く役立たない」と回答しており、「回数が多すぎるし進路指導専門の人が、とりあえず資料を持ち帰らせとけばいいだろ感があって嫌」(高1女子)などの意見が寄せられた。
「教師の教え方に満足しているか」と聞いたところ、半数を超える66.7%が「とても満足している」「まあまあ満足している」と回答したが、「あまり満足していない」26.5%、「全く満足していない」6.9%との回答もあった。
「生徒会長に推薦したい芸能人は誰?」と質問したところ、1位は「芦田愛菜」8.8%、2位は「カズレーザー」3.9%、3位は「永野芽郁」と「櫻井翔」(各2.9%)で、5位には「ファーストサマーウイカ」、「阿部亮平(Snow Man)」、「あばれる君」、「山本舞香」、「クロちゃん 」、「橋本環奈」、「川島明(麒麟)」(それぞれ2.0%)の7人がランクイン。
最後に、高校生たちが予想する「次に来るトレンド」について聞いたところ、「SKY-HI」が率いるマネジメント/レーベル「BMSG」と、ラッパー/アーティスト「ちゃんみな」がタッグを組んだガールズグループオーディション番組「No No Girls」(ノーノーガールズ)が挙げられた。
また、アイテムとしては「ボンボンドロップシール」が挙げられた。まるでレジンで出来たような、ツヤツヤ、ぷっくりしている立体のシールで、SNSを中心に、スマホやネイルデコなど様々な用途で高校生の間で流行しているようだ。
この調査は、流行に敏感な関東の高校生男女(15~18歳)を対象に、2024年12月19日にWEBアンケートの形で実施した。有効回答数は100人。
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