2025年2月5日
FCE×中種子町学習情報センター、教員の生成AI活用に関する実証事業開始
FCEは、鹿児島県・中種子(なかたね)町学習情報センターと共同で、「教員の生成AI活用スキルの向上と教育効果の検証」を目的とした実証事業を開始した。
同事業では、同センター協力のもと、3月にかけて、同社が開発・提供する学校向け生成AI活用プラットフォーム「FCEプロンプトゲートアカデミック」を活用して、教員が生成AIの基本知識を習得し、具体的な授業や校務で活用することで得られる教育的効果や業務効率化の度合いを検証する。
FCEプロンプトゲートアカデミックは、学校現場の業務効率化、AI人財の育成を実現する「プロンプトエンジニア育成プラットフォーム」で、➀AIプロンプト8+1の公式を学べる、②テンプレートで校務・業務にすぐに活かせる、③プロンプト共有ツールで校内活用できる―といった特徴を兼ね備えている。
3月までの実証期間終了後、同事業で得られた実践事例や成果を集約して、事例集として作成・公表する予定で、他の自治体・教育機関は同プロジェクトの成果を参照して、教育現場でのAI活用促進と教育の質の向上に活かすことができる。
実証事業の概要
①「生成AIに関する基礎知識の習得と活用効果の測定」
・教員向けに作成した生成AIの基礎知識動画を視聴
・視聴後、日常の授業・校務などで実践的に活用
・活用前後の教員の理解度や業務効率化の効果を比較・分析
②「教員のプロンプト作成スキルの向上」
・受講者が自らプロンプトを作成し、授業・校務で活用
・作成したプロンプトの精度や応用範囲を評価
・「学校プロンプト大賞」(FCE主催)への応募を推進して、全国的な事例共有を図る
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