2025年2月7日
子どもが1日1時間以上家庭で学習する割合、デスク利用者はリビングテーブル利用者の約2倍 =イトーキ調べ=
イトーキは6日、2月9日の「学習机の日」に合わせて「子どもの家庭学習環境の実態調査」の結果を公表した。
調査は小学生および中学生の子どもを持つ親を対象に12月に行われ、945名から回答を得た。調査では、学習机および一般的なデスクを「専用デスク」、ダイニングテーブルおよびローテーブルを「リビングテーブル」と定義し、机の種類による学習時間や意欲、読書量などへの影響について分析した。
今回の調査では、親が教育において重視していることの1位は「自分で考える力を身につけること」が40.0%と最も多かった。
小学校低学年では専用デスクで学習する子どもの53.2%が1日1時間以上学習しているのに対して、リビングテーブル利用者では28.1%にとどまった。
自分の子どもは「学習意欲がある」と回答した人は、小学校低学年でのリビングテーブル利用者では44.8%に対し、専用デスク利用者では68.2%と1.5倍以上となった。また、「片付けが得意」と回答した人は、小学校低学年での専用デスク利用者がリビングデスク利用者の1.6倍以上に上った。
さらに、専用デスクで学習する小学校低学年では72.1%が月に「2冊以上」本を読むと回答したのに対して、リビングテーブルを利用する低学年では55.1%にとどまった。また、専用デスクを利用する低学年では10人に1人が月に「8冊以上」本を読むと回答した。
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