2025年2月27日
スマホきっかけに思春期の親子の会話が増加、親子の信頼関係も11%増 =KDDI調べ=
KDDIは21日、思春期の中学1年生~高校3年生の子どもにスマホを持たせている全国の保護者1000人を対象に、スマホとルール作り、親子関係をテーマとしたインターネット調査を行い、その結果を発表した。

それによると、子どもにスマホを持たせている家庭の傾向を見ると、保護者の7割(72.6%)が「親子のコミュニケーションが円滑に取れている」と感じ、スマホでのやりとりを通して「親子で本音で話せている」(70.8%)とコミュニケーションの深まりを感じている。また子どもにスマホを持たせたことで、半数近く(43.9%)が「親子のつながりが強まった」と実感している。
思春期の親子関係において、スマホは“かすがい”に親子間のスマホでのやりとりで印象に残ったエピソードを聞くと、
「感謝の気持ち」や「言いにくいこと」などをスマホを介することで伝えられる、エピソードが多数寄せられた。
思春期の親子関係においてスマホは良いコミュニケーションツールであり、“かすがい”としても機能していることがうかがえる。
■親子のスマホコミュニケーションで印象に残ったエピソード<抜粋>


次にスマホの使い方ルールについて聞くと、71.1%が何らかのルールを決めており、49.1%が「親子で話し合って作る」と回答している。その際、子どもの意見については「半々程度」取り入れる家庭が65.0%と多く、その理由を聞くと「子どもに責任感を持たせたいから」(48.3%)、「子どもの意見を尊重したいから」(44.6%)が上位に挙げられた。子どもにスマホを持たせる際、子どもの意思が尊重され、自律心の醸成が重視されているようだ。
スマホの使い方についてうまくいっているルールの内容を聞くと、「使う場所は◯◯限定」などスマホの使い方に関することや、「知らない人とはつながらない」「パスワードは変更しない」といったセキュリティー対策に関することが多く挙げられた。一方、スマホ使用ルールで子どもとけんかになった経験を聞くと、利用時間や勉強への支障に関することが多く寄せられた。
■わが家のスマホ使用ルールでうまくいっているもの

「親子のスマホ意識と実態調査」調査概要
■実施時期:2024年1月31日(金)~2月2日(日)
■調査手法:インターネット調査
■調査対象:中学生・高校生の子どもにスマホを持たせている保護者の男女1000人(中学生の保護者500人、高校生の保護者500人)
■調査委託先:クロス・マーケティング
★構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。
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