2025年3月21日
大学生が選んだ就職人気企業ランキング、文理・男子は伊藤忠商事、文理・女子は丸紅が1位に =ダイヤモンド・ヒューマンリソース調べ=
ダイヤモンド・ヒューマンリソースは19日、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象とした「就職人気企業ランキング調査(26卒就活後半戦)」の結果を公開した。同社の「大学生が選んだ就職人気企業ランキング」は1978年の調査開始以来48年度目を数える。
インターンシップルールの変更により、参加者を対象にした早期選考をはじめ就職・採用活動の早期化が加速するなか、前半戦調査に続いて、業績の好調な大手企業、中でも働き方改革や若手の待遇改善を進め、早期から積極的に学生との接点を提供した業界トップ企業に人気が集中する結果となった。
文系男子ランキングでは、伊藤忠商事が6年連続で後半戦調査1位となったほか、三井物産、住友商事、丸紅、三菱商事と総合商社がトップ5を独占した。また、大手金融機関では、三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、大和証券グループ、三菱UFJ銀行の4社がトップ10にランクインした。理系男子ランキングでも、1位の伊藤忠商事をはじめ総合商社がトップ5を独占した。また、トヨタ自動車が9位と、2020年夏調査以来のトップ10に返り咲いた。
文系女子ランキングでは、丸紅が文系女子で初の1位となったほか、総合商社が上位に並び、人気の高さを見せつけた。伝統的に女性の採用数が多い大手金融機関では、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、大和証券グループの3社がトップ10にランクインした。また、航空業界では全日本空輸、日本航空がトップ10に入った。理系女子ランキングでも丸紅が1位となったほか、総合商社5社がトップ10に入った。また、不動産デベロッパーの人気も継続し、森ビルをはじめ4社がトップ10入りを果たした。
調査は、ダイヤモンド就活ナビ2026に会員登録している、就職活動中の大学3年生と大学院1年生(文系:国公立大学89、私立大学24とその大学院生/理系:国公立大学92、私立大学20とその大学院生)を対象に、10月3日~2月27日に行われ、5344名から有効回答を得た。
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