2025年3月26日
近大工学部と東広島市教委、教育連携に関する覚書を締結 不登校児童・生徒支援などめざす
近畿大学工学部と東広島市教育委員会は24日、教育連携に関する覚書を締結した。
近畿大学工学部は東広島市教育委員会と連携し、2019年から大学教員による市内の小・中学校への出前講座「科学の芽育成講座」を実施。また、eSTEAM教育の取り組みとして、2021年から市内の中学校で大学教員が工学分野の最先端授業を実施する「小・中一貫教育推進事業」などさまざまな教育連携を行ってきた。
新たに教育連携に関する覚書を締結することで、これまでの連携をさらに強固にし、学校間の人的・知的交流を通じて教育上の諸課題に対応することにより、東広島市並びに大学における教育の充実及び発展を図る。
今後は、これまでの取り組みに加えて、教員養成に係る講義に東広島市教育委員会から指導主事などの講師派遣を予定する。
また、今回の教育連携の一環となる「不登校児童・生徒を対象とした支援プログラムの構築」は、近畿大学工学部教育推進センター教授 松岡敬興らが、「東広島市・近畿大学Town&Gown構想」の2025年度新規COMMONプロジェクトとして取り組む。
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