2025年3月27日
国立高等専門学校機構、「第2回高専起業家サミット」高専生がビジネスプランを発表
国立高等専門学校機構は25日、月刊高専とともに「第2回高専起業家サミット」を2月24日・25日の2日間にわたって実施したと発表した。
「高専起業家サミット」は、起業を目指す高専生が一堂に会し、ビジネスプランの発表、交流を行うサミット。高専機構と月刊高専が主体となって2023年度にスタートした「高専スタートアップ支援プロジェクト」の一環として開催しているもの。今回、計36チームの高専生が全国から参加した。
審査の結果、ソーシャルドクター部門の最優秀賞には、沖縄高専のチーム「Bellearc」による「サステナブルビューティー:未来をつなぐ、海と子供たちにやさしいコスメ」が受賞した。
海洋プラスチックごみの問題と、化粧品に使用されている天然マイカが児童労働搾取によってつくられている問題を同時に解決するもの。海洋プラスチックごみを用いたコスメケースの中に、天然マイカではなく合成マイカを使用したアイシャドウが入っている製品の事業化を目指すビジネスアイデアだった。
イントラプレナー部門の最優秀賞には、仙台高専(広瀬キャンパス)のチーム「杜の都 Oral Wellness」による「新時代の口腔ケア “Properio AI”」が受賞した。
介護施設で課題に挙がっている「歯磨き」を改善するためのツール。歯ブラシにアタッチメントのセンサーを付けるだけで、低コストで歯磨きを客観的に評価することができ、介護業界だけでなく、子どもの歯磨き教育やペット業界など、将来性も見込めるビジネスアイデアだった。
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