2025年5月14日
GLOBIS 学び放題、「AI時代のリーダーに必要なスキル・性質に関する実態調査」
グロービスは12日、定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」が、若手リーダーを対象に実施した「AI時代のリーダーに必要なスキル・ 性質に関する実態調査」の結果を発表した。
それよると、「現在、あなたが率いる組織では、AIをどのような目的で活用しているか」の問いには、「定型業務の最適化」47.7%、次いで「データ分析・予測」38.7%、「コンテンツ制作の支援」35.4%となった。若手リーダーによる組織へのAI導入のうち、現段階で比較的進んでいるのは、議事録作成やデータ入力などの「定型業務の最適化」であることが明らかになった。
「あなたが率いる組織のAI活用にあたって、リーダーとして直面した具体的な課題は何か」の問いでは、「メンバー間でのAI活用スキルや知識の格差」35.7%。次いで「AIのアウトプットの品質を確保・管理する難しさ」32.0%、「既存の業務プロセスやシステムへのAI導入の難しさ」28.4%となった。
「ビジネスにおけるAI活用が進む中、自身が率いる組織に対して、あなた自身がリーダーとしてどのような役割を果たすことが重要だと思うか」の問いでは、「AI活用による業務効率化の推進」48.0%、次いで「メンバーのAI活用スキルや知識の向上支援」43.2%、「AI活用を支える体制や仕組みの構築」32.9%となった。若手リーダーは組織の業務効率化の推進だけでなく、メンバーのスキルアップ支援や組織体制の構築・組織文化の醸成も、重要な役割と認識していることがわかる。
「ビジネスにおけるAI活用が進む中、リーダーが持つべき重要な性質は何だと考えるか」の問いでは、「変化への柔軟性」55.6%、次いで「新しい技術への好奇心」43.2%、「挑戦心」34.1%だった。回答の多くが「変化への柔軟性」と「新しい技術への好奇心」に集中しており、この2つの性質が重要であるという実感を、現場でAI活用を推進する若手リーダーがこれらの2つの性質が重要であると実感していることがわかる。
「ビジネスにおけるAI活用が進む中、リーダーが持つべき重要なスキルは何だと考えるか」の問いでは、「データ分析力」42.6%、「コミュニケーションスキル」38.4%、「リスクマネジメントスキル」37.2%、「論理思考力」36.0%だった。
「ビジネスにおけるAI活用が進むことについて、どう感じているか」の問いでは、「組織の生産性向上への期待」39.6%、「自身の業務負担の軽減への期待」39.3%、「クリエイティブな業務に集中できると期待」32.6%が上位となり、「AIを使いこなせるか不安」27.5%を上回る結果となった。AIリテラシー不足や雇用・人間関係の変化に対する懸念は一定程度あるものの、生産性向上や業務負担の軽減といった期待の方が、若手リーダーにとって大きいことがわかった。
関連URL
最新ニュース
- 朝日学生新聞社、中高生の約8割「単願制よりデジタル併願制がよい」(2025年12月23日)
- プログラミング言語の平均年収、1位は3年連続「Go」、2位「TypeScript」、3位「Ruby」=paiza調べ=(2025年12月23日)
- ZEN大学、ミネルバ大学との初の国際協働 「Minecraft」で挑む海洋課題解決プロジェクト実施(2025年12月23日)
- こどもDX推進協会、第7期 こどもDXに関する議論・調査・政策提言を行う公募を開始(2025年12月23日)
- 万博レガシー協育プロジェクト「みらいチャレンジEXPO」1月から全国7校で授業を開始(2025年12月23日)
- 国立高等専門学校機構、「第4回高専GIRLS SDGs×Technology Contest」の本選を開催(2025年12月23日)
- NTTドコモ、「第24回ドコモ未来ミュージアム」・「第3回ドコモ未来ラボ」受賞者決定(2025年12月23日)
- ラグザス・クリエイト、プログラミングスクール「忍者CODE」がクリスマスキャンペーン(2025年12月23日)
- 教育ネット、全国約2600校「らっこたん」ユーザー128万人対象のタイピング大会開催(2025年12月23日)
- ワンキャリア、企業人事向けオンラインカンファレンス「新卒採用カンファレンス 2026冬」開催(2025年12月23日)















