2025年6月6日
夏の子どもの健康管理、保護者の83.5%が「気をつけている」と回答 =明光義塾調べ=
明光義塾を展開する明光ネットワークジャパンは5日、「子どもがいる家庭の熱中症・暑さ対策に関する実態調査」の結果を公表した。
調査は、小学4年生~中学3年生の子どもを持つ保護者1100名を対象に、5月23日~27日に行われた。それによると、夏の子どもの健康管理について、保護者の83.5%が「気をつけている」と回答した。また、暑さ指数(WBGT)を知っている保護者は57.4%で、昨年より14.5ポイント上昇したが、クーリングシェルターを知っている保護者は38.7%にとどまった。
熱中症リスクとして心配な場面を訊ねたところ、「校庭や体育の授業での運動中」が52.4%で最多となった。また、暑さ指数を知っていると回答した保護者を対象に、学校の授業やクラブ活動で暑さ指数に応じた対応が行われているかを訊いたところ、屋外での体育では35.5%、屋内での体育では24.7%、部活動・クラブ活動では24.7%にとどまった。
暑さで外出を控える家庭は85.3%に上った一方で、暑さ指数を参考にしている家庭は約3割にとどまった。暑さに応じて子どもの不要不急の外出を控えていると回答した保護者を対象に、それによって生じた問題について訊ねたところ、熱中症対策によっておうち時間が増加し、約4割が「ゲームや動画視聴の時間が増えた」と回答した。
7割以上の保護者が「子ども自身で熱中症対策ができていると思う」と回答した一方で、7割が、子どもが夏の暑さで体調不良を経験したことがあると回答、約3割が体調不良の「頻度が増えている」と回答し、保護者・子どもともに熱中症対策への意識は高まっているものの、引き続き日常的な体調管理や環境づくりが求められていることが明らかとなった。
関連URL
最新ニュース
- 「仕事とAI」、約3割が「自分の仕事が代替される可能性がある」と実感= NEXER 調べ=(2025年12月25日)
- ガクシー、高校生・大学生・保護者を対象に「学びとお金の調査2025」実施(2025年12月25日)
- 英語学習者の8割が挫折と悩みを繰り返す”学習ゾンビ化” =レアジョブ調べ=(2025年12月25日)
- 小中高校生の日常生活に関する調査2025、お年玉・楽しい時間など=学研ホールディングス調べ=(2025年12月25日)
- 11カ国調査で見えた親の「子ども観」が「将来への期待」に与える影響=スプリックス教育財団調べ=(2025年12月25日)
- BREXA Technology、運送業向けeラーニングシステム「Logi Learn」提供開始(2025年12月25日)
- システム ディ、校務支援クラウドサービス「School Engine Web出願システム」山形県教育局が導入(2025年12月25日)
- 鳥羽商船高専、商船学科学生が「クラウド型船員労務管理」を体験(2025年12月25日)
- SAMURAI、埼玉県立蕨高校で「生成AI活用した探究学習」の授業を実施(2025年12月25日)
- 岡山大学、教員免許・保育士資格希望者へ「こども性暴力防止法」施行に伴う留意事項(2025年12月25日)













