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2025年8月4日
東洋館出版社、AI時代の学び・指導を読み解く『AIは私たちの学び方をどう変えるのか』刊行
東洋館出版社は1日、ChatGPT公開以降のAIと教育の在り方をまとめた『AIは私たちの学び方をどう変えるのか ―BRAVE NEW WORDS―』を刊行した。
著者のサルマン・カーン氏が運営する非営利教育プラットフォームであるカーンアカデミーが、2023年3月に公開した、AIチューター兼教育アシスタントの「Khanmigo(カンミーゴ)」。GPT‑4ベースの大規模言語モデルを活用し、独自に「プロンプトエンジニアリング」を施すことで、単に答えを教えるのではなく、子どもたちが自力で思考し解答に至るようステップを促す構造を実現している。
教師向けツールは米国のK‑12(幼稚園の年長から高校3年生までの期間)における教育現場で無償提供されており、世界中で600万人以上の教育関係者に向けた提供が進んでいる。
日本においても、学習支援の質と教師の負担軽減を同時に達成する可能性を秘めており、言語対応や制度整備を伴いながら、公教育への部分導入→全体展開というステップでの導入が最も現実的。
ChatGPT公開以降、AIには「意味のある複雑な対話ができる能力」があることが認識され、それにより社会は大きく変わった。この変化は、学び、仕事、生きる目的そのものにまで影響を及ぼす。AIは教師と子どもたち双方にとって価値あるものと言える。
AIをうまく活用するには、創造性を発揮するのと同時に、ある種の勇気を持つことが大切。ただし闇雲な勇気ではなく、著者が「賢明な勇気」と呼んでいるもの。それは、急激なテクノロジーの進歩を前に理性的な恐れを抱きつつも、その課題と可能性の両方について理解を深めた上で持つ勇気。同書を通して伝えたいことの1つは、子どもの教育に関わるすべての人に「賢明な勇気」をもって、学びを変えていってほしいということだという。
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