2025年8月22日
「観点別評価に関する高校教員アンケート」8割の高校教員が観点別評価の見直しに賛成 =河合塾調べ=
河合塾は21日、観点別評価に関する高校教員アンケートの結果を教員向け情報誌「Guideline」で公開した。
調査は、次期学習指導要領に向け、観点別学習状況の評価の見直しに関する意見をまとめ、今後の生徒指導や学校運営の参考として提供することを目的に実施されたもので、7月25日~8月8日に行われ158件の回答を得た。
それによると、自校での過去3年間の観点別評価を振り返って、「うまくいった」と「うまくいかなかった」がそれぞれ約半数と拮抗し、2023年に同社が行った調査とほぼ同様の結果となった。
また、全体の9割が「観点別評価に課題を感じる」と回答した。自由記述では、「どうしても主観的な評価になりがち」「5段階評価にするのが難しい」「各学校によってばらつきが出がち」といった評価方法の確立の難しさや、評価基準・規準の統一の難しさを挙げる声、評価する側の苦労、教員の業務負担を指摘する声が大半を占めた。
さらに、次期学習指導要領で「主体的に学習に取り組む態度」を評定に直接反映させないとする見直しについて訊ねたところ、83%の教員が「賛成」と回答した。その理由としては、先の質問と同様、「主体性を客観的に数値化することが難しい」といった評価方法の確立・評価規準の統一の難しさを挙げる意見や、それによる「公平・公正な評価の難しさ」「評定平均値の変動」などを指摘する声が多く寄せられた。
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