2025年9月10日
高校生の大学受験実態調査、共通テスト対策では79.0%が「過去問を解いた」と回答=旺文社調べ=
旺文社のWebサービス「大学受験パスナビ」は8日、今年春に大学に合格・進学した大学1年生を4381名を対象に「大学受験生に関するアンケート」を実施し、その結果から見えてくる受験生の動向をまとめた「高校生の大学受験実態調査(2025年度版)」を公開した。

それによると、新課程入試初年度となった2025年度共通テストにおける「情報Ⅰ」の受験率は6割あまりとなった。共通テストの過去問対策では79.0%が「過去問を解いた」と回答。この数字は、調査で共通テストが必要だった受験者の約9割にあたる。


共通テストの過去問を最初に解いた時期については、「高3の6月」までと回答した受験生が64.2%を占め、全体的に共通テスト過去問対策の早期化の進んでいる傾向が見られた。


英語の外部検定利用入試では、昨年に続き「英検」の利用が92.9%で圧倒的多数となった。回答者の半数以上が「高2の9月以前」に志望校で外部検定試験が利用できると知った一方で、実際に入試に利用した級やスコアを取得したのは「高2の1月~3月」が最も多く、次いで「高3の7月~9月」という結果になった。
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