2025年11月19日
Yondemy、愛知の小学校でオンライン習い事「ヨンデミー」の全校実証実験を開始
Yondemyは18日、愛知県豊橋市立豊小学校で、同社のオンライン習い事「ヨンデミー」の全校導入による実証実験を11月から本格的に開始すると発表した。
同校では9月から、実証実験として先行的に「ヨンデミー」を1クラスで導入しており、11月から順次全校導入に広げていく予定。先行導入したクラスでは、導入から約1カ月で全体の63%の児童が毎週欠かさず自主的に「ヨンデミー」を利用。742件の感想記録が投稿されるなど、読書習慣の形成に好影響が見られた。
今回の取り組みは、今年6月に実施した愛知県豊橋市立津田小学校での実証実験に続くもので、子どもたちの読解力をはじめとした学力向上のサポートを目指す。
6月から実証実験を行っている津田小では、短期間で顕著な成果が見られ、導入からわずか1カ月で、児童一人あたりの読書量は全国平均の約2倍に達し、学校図書館の貸出冊数も前年比2.4倍に増加。また、家庭でほとんど本を読んでいなかった児童の41%が全国平均以上の読書量を達成するなど、読書習慣の定着が確認された。
同取り組みの一環として、9月24日から、豊橋市内の公立小学校としては2校目となる豊小学校の3年生クラスで、「ヨンデミー」の先行導入を開始。導入から約1カ月間(9月24日〜10月23日)の実証期間では、津田小学校での先行導入を上回る勢いでの活用が見られた。
使用は教員による義務付けではなく、休み時間や授業内の自習時間など、児童が自主的に利用できる形式を採用。その結果、全体の63%の児童が毎週欠かさず「ヨンデミー」を利用し、30日間で742冊分の感想記録が投稿された。児童一人あたり月当たりの平均27冊に相当し、自発的な読書活動の広がりと継続的な習慣形成の兆しが確認されている。
【実施概要】
・実施開始:9月24日から小学3年生クラスに先行導入、11月から全校導入を開始予定
・実施校:豊橋市立豊小学校[愛知県豊橋市西岩田5-6-1]
・活用場面:週2回の朝の読書時間、授業の余った時間、および家庭での自由時間を中心に「ヨンデミー」を活用
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













