2025年12月2日
第16回「高校生デジタルフォトコンテスト」結果発表・作品展開催
⽇本工学院とOMデジタルソリューションズは11月28日、全国の高校生を対象とした「第16回 高校生デジタルフォトコンテスト」の受賞作品14点を発表した。
今回のテーマは「高校生活」で、798点の応募作の中から、グランプリには大阪府立工芸高等学校1年の中原颯汰さんによる「永遠(とわ)の絆」が選ばれた。机いっぱいに広がる菓子や仲間同士の自然な仕草から、自由ではじけるような高校生活の一瞬を切り取った作品。
準グランプリは、山形県立山形南高等学校3年の齋藤泰地さんによる「継承」。文化祭の終わりに行われた応援団の引継ぎ式を、夕暮れの澄んだ青空と照明を生かしながらとらえた作品。特別賞は、愛媛県立今治北高等学校の八木彩さん「彼女の夢」、香川県立高松西高等学校の瀬戸悠貴さん「今日の日を忘れない」の2作品。学校賞は愛媛県立今治北高等学校が受賞した。
作品展は12月18日から29日まで、東京・新宿の「OM SYSTEM PLAZA」で開催され、受賞作と最終審査に進んだ約20作品が展示される。
審査は写真家・清水哲朗氏をはじめ、OMデジタルソリューションズや東京工科大学の関係者らが担当。清水氏は総評として、「初見のインパクトだけでなく、しばらく見続けても想像を掻き立てる作品が強い」と述べ、応募作の多くが高校生活の貴重な記録となると評価した。
同コンテストは2010年にスタートし、デジタルカメラやスマートフォンによる創造的表現を通して、高校生の自由な発想とクリエイティビティを育むことを目的に実施されている。受賞者にはOM SYSTEMのカメラや関連機材、図書カードなどが贈られる。
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