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2026年1月5日
JMAM、書籍『AI時代の人的資本経営 従業員価値向上のためのこれからの人材戦略』発売
日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は12月26日、書籍『AI時代の人的資本経営 従業員価値向上のためのこれからの人材戦略』を発売した。
人的資本経営が注目を集める一方で、制度や開示が先行し、従業員一人ひとりの価値向上につながっていないという課題意識を背景に、AIと人間の知性(HI)をどう組み合わせるかを軸に、これからの人材戦略を描いた実務書だという。
同書は、日本企業が直面してきた「失われた30年」を踏まえ、従業員を単なる資源ではなく価値を生み出す資本として捉え直してきた人的資本経営の意義を整理するところから始まる。そのうえで、人口減少やスキルギャップによって人材が希少化する中、画一的な人材管理から個々の特性を生かす戦略への転換が不可欠であると指摘する。生成AIを含むAI技術の進化によって、知識やスキルそのものよりも「活用する力」が価値を持つ時代に移行しつつあることを示しながら、評価や配置をAIに任せきりにするのではなく、人間の洞察や感情理解を担うHIの重要性も強調している。
さらに、人事領域におけるAI活用が進む将来像として、AIエージェントが人事部門の一員のように機能し、定型業務を担う一方で、人事担当者は従業員一人ひとりに寄り添う役割へと進化していく姿を描く。タレントマネジメントや採用、育成、後継者計画といった領域で、AIとHIの協働がどのように組織を変えていくのかを具体的に示し、HRテクノロジー時代の実践的な視座を提供している。
経営者や人事・経営企画部門の実務家だけでなく、AI時代を生きるビジネスパーソン一人ひとりに向けて、自律的に学び、キャリアを設計することの重要性を投げかけている点も本書の特徴。生成AIの活用が進む中で、人間らしさとは何か、組織における価値創出とは何かを問い直す一冊として、人的資本経営とICT・AI活用の今後を考える上で示唆に富んだ内容となっている。
『AI時代の人的資本経営 従業員価値向上のためのこれからの人材戦略』
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