2026年3月6日
東進調査、2026年東大二次試験 最新AIが理三合格レベルを突破
ナガセは3日、2月25日・26日に実施された東京大学二次試験において、最新の生成AIの3種を用いた即日解答・検証調査の結果を発表した。
それによると、Claude(Opus4.6)、Gemini(3.1pro)、GPT(5.2)の3種の生成AIで、文理ともに得点率8割以上となった。例年の合格最低点は、共通テストと二次試験の合計で6割程度であり、今回の生成AI3種は合格ラインを大きく超えた。最難関と言われる理科三類にも余裕で合格できるレベル。
教科により点数には差があるが、数学(文科)においては3種のAIともに満点となった。生成AIの著しい進化が感じられる。今回検証した3種の生成AIの合計点を比較すると、文理共にClaude・Gemini・GPTの順となった。
2026年の東大数学は理系で難化傾向にあったが、生成AIは単に正解を出すのみならず、記述答案における思考の過程を含めて正確に記述できるようになってきている。一方で図形の読み解きには課題があり、図から情報を読み取って回答する問題に苦戦した。「平面上に図示せよ」という問題では、Claudeが図示する手前の計算式までは到達できたものの、実際に図示することはできなかった。
東大日本史では、史料を読んだうえでその時代等に関する記述を行う問題が出題される。回答の際には、出題者が求める日本史用語等への書き換えが必要になるが、生成AIは具体的な史料に影響されるのか、ただの要約に終始してしまう傾向が見られた。
生成AIの回答時間は圧倒的に早く、日本史・世界史が1~2分と最速、時間のかかる数学も20分かからずに解いている。
東進を運営するナガセでは、AIを用いた教育コンテンツを開発する専門部署を設置し、常に最新かつ最高品質のAI教育コンテンツを提供している。生成AIは日進月歩で進化を続けているため、AI教育コンテンツも一度開発すれば終わりではなく、日々アップデートしていく必要がある。
最新動向・性能を把握し、それぞれの生成AIの特性を理解したうえで、一つの生成AIに縛られることなく活用していく体制を整えていくという。今回の東大入試を解く検証においても、より詳しい分析を行い、コンテンツ開発に生かしていくとしている。
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