2026年8月28日
くうねあ、保育士等スタッフのAI利用実態を調査 AI利用経験は6割超
くうねあは26日、「子育て応援企業」として広島で5つの保育園・認定こども園を運営する同社で働く保育士をはじめとするスタッフ46名を対象に実施した、保育園でのAIの利用状況についてのアンケート調査の結果を公開した。
それによると、「保育業務に関して、AIを使っているか」の問いには、6割以上(計63%)のスタッフが「AIを使っている」と回答。全国調査(33.4%)を大きく超える結果となった。
最も利用経験のあるAIサービス・機能は、「ChatGPT」(87%)。また日常的に使用している携帯やアプリに搭載されたAI機能を利用しているケースも見られた。
AI利用による業務時間の短縮を実感しているスタッフは、約半数(47.8%)だった。
AIを利用したことのある業務として、最多は「行事や遊びのアイディア検討」(23.9%)。次いで「連絡帳やクラスだより」(21.7%)、「会議メモ・議事録」(15.2%)となった。「その他」(32.7%)には個別指導計画の作成や外国語の翻訳などがあり、スタッフがさまざまな工夫をしながらAIを利用していることがわった。
「AIを使ってよかったこと」として最も多かった回答は、「アイディアが出しやすくなった」こと(39.1%)。AIは単なる時短のための道具ではなく、考えを整理することや、表現の選択肢を広げるためにも利用されている。
具体的な事例として、「ドキュメント作成の際に文章が長くなってしまう時」や「保護者向けのお手紙の文章の作成や添削」「流行っている感染症についてまとめる時」などのコメントもあった。
AI利用に抵抗がある業務の第1位は、「連絡帳(43.5%)」だった。次いで、「保護者対応(32.6%)」、「写真の選別(30.4%)」などとなった。文章を整える補助としてAIの利用は進んでいるが、「連絡帳」や「保護者対応」、「写真の選別」など個人情報や安全、専門的な判断を伴う業務については慎重な姿勢が見られた。
実際に、回答者からは「AIを全て鵜呑みにして使ってしまうと、自分が保育士として大切にしたいことや考えたことが反映されなくなってしまうことに、少し怖さを感じた。」などのコメントもあった。
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