2026年8月28日
内田洋行と福井大学、学習空間・教育データ・教育アセスメントをつなぐ包括連携協定を締結
内田洋行は27日、福井大学と、次世代の教育・学習環境の構築と教材開発、教育データやアセスメントを活用した新たな教育評価の実現に向け包括連携協定を締結したと発表した。
締結式は、8月26日、福井大学教育学部附属義務教育学校(附属義務教育学校)で開催された。
本協定では、附属義務教育学校に構築してきた先端的な教室空間を実践研究のフィールドとして、ICTやAIを活用した学習環境づくりや、STEAM教育など次期学習指導要領を見据えた教育プログラムや教材、指導方法の開発に取り組む。
内田洋行が全国学力・学習状況調査や自治体学力調査を通じて培った教育評価や測定のノウハウと、福井大学が有する協働的・探究的な教育実践の蓄積、教育評価の専門性を融合する。さらに、福井大学が連携協定を結ぶ福井県教育委員会において、長年にわたり蓄積されてきた学力調査と指導改善の実績も生かす。
これらをもとに、CBTやAIを用いた新たなアセスメント手法を開発し、教育データを教師の授業の改善や子ども一人ひとりの理解度に応じた指導へ反映する方法を研究・実証する。学習環境、教育プログラム、アセスメントを一体で捉えた新たな教育モデルの創出を目指し、その成果を福井大学の教員養成や福井県内の現職教員研修に還元するとともに、全国の教育現場へ展開していくという。
■包括連携協定の内容
(1)先端教育プログラムの開発、実践及び評価に関すること
附属義務教育学校をフィールドとして、STEAM教育やプログラミング教育をはじめとする先端的な教育プログラム、教材、指導方法の開発・実証・評価を行う。あわせて、得られた成果の教員養成や教育現場への普及・展開を推進する。また、次期学習指導要領に向けた協働探究型の教育プログラム、教材、指導方法の実践研究を進める。
(2)教育データの利活用及び教育評価手法の高度化に関すること
両者が培ってきた学力調査や教育評価に関する知見を活かし、資質・能力を多面的に捉える評価指標や問題の開発に取り組む。また、調査結果や学習データの分析・解釈を通じて、指導改善や学習支援につなげる教育データの利活用を推進する。あわせて、CBTを活用した調査・評価手法の開発・実証や、AIを活用した分析・評価手法の研究を進め、学習者の資質・能力をより的確に捉え、教育現場での実践に活かす新たな教育評価の実現を目指す。
(3)次世代の教育・学習環境の構築及びその活用方法の実証に関すること
ICTやAI等を活用した次世代の教育・学習環境の構築及び検証を行い、その環境を活用した効果的な指導方法の実証を行うとともに、その成果の地域への普及・展開を推進する。
(4)共同研究成果の検証及び発信に関すること
共同研究の成果について学術的・実践的な効果を検証するとともに、国内外への情報発信や教育現場への普及・展開を推進する。
(5)その他、本協定の目的を達成するために必要と認める事項
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