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2022年9月8日
ICT利用保育・教育施設の約9割が「連絡アプリ」を災害時の連絡手段と想定 =コドモン調べ=
コドモンは6日、保育・教育施設向けICTシステム「CoDMON」(コドモン)を導入する全国の保育・教育施設で実施した防災対策に関するアンケート結果を発表した。
それによると、「Q1 施設において備えが必要だと思う災害をすべてお答えください」の問いには、98%の施設が地震への備えが必要と回答。また、約9割近い施設が新型コロナウイルス等感染症を「災害」として認識している結果となった。その他、火災、台風、大雨・洪水も80%以上の施設で対策が必要と考えられていた。
「Q2 具体的な防災対策内容を教えてください」の問いには、90%以上の施設が「災害発生時の避難訓練」「保護者の緊急連絡先・連絡手段の確認」「災害発生時のマニュアル作成」に取り組んでおり、これらは施設の防災対策としてスタンダードであることが分かった。非常食や防災グッズの準備、子どもたちへ災害について伝えることも80%以上の施設で取り組まれていた。
「Q3 現在施設で備蓄している非常食をお聞かせください」の問いには、ミネラルウォーターを備蓄している施設が80.1%と最多だった。長期保存可能な菓子類やレトルト食品も半数以上の施設で備蓄されていた。また「液体ミルク」や「幼児用非常食ゼリー」など新しいものも徐々に普及が広がっていることが分かった。
「Q4 災害時の保護者との連絡手段として活用しているものを全てお答えください」の問いには、災害時の保護者との連絡手段としてコドモン保護者アプリが88.3%と最多の回答となった。施設に貼り紙を準備している施設も43.4%と、電話もインターネットも使えないときの手段として備えておくと安心という結果が見えた。
「Q5 防災対策または被災時にICTソフト(保護者連絡アプリや園内共有)は役立つと思いますか?」の問いには、「役立つと思う」という施設が91.8%だった。
「Q6 現在の災害対策に関して、課題に感じていることがあれば教えてください」の問いには、45.9%の施設が「災害時の子どもの心のケアについて学べていない」と回答。災害前の準備や災害時の避難方法等については準備できていても、災害発生時・災害発生後の子どもたちの心のケアについてはもっと学ぶ余地があることが分かった。「マニュアルが現実に即しているかどうか」「防災グッズや非常食の見直し」も課題と捉えている施設は40%以上という結果だった。
「Q7 実際に災害を経験したことで強化した防災対策はありますか?」の問いには、30%近い施設が「ある」と回答した。具体的には、「台風による大雨で、部屋が浸水したため、土のうなどを設置して水害を防ぐようにした」」壊れそうな箇所がないか?排水口のつまりはないか?など、日々の設備点検を丁寧に行うようになった」などの回答が寄せられた。
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