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2026年9月1日
読売新聞東京本社、記事データベース「ヨミダス」にAI検索機能を搭載
読売新聞東京本社は、記事データベース「ヨミダス」にAI検索機能を新たに搭載し、9月1日から提供を開始する。
従来の検索は1874年の読売新聞創刊号以降、1900万本以上にのぼる収容記事から単語でマッチするものを抽出している。多くの検索結果を正確に得られるため、利用者から高い評価を得ている。
一方、導入先の学校や公共図書館などに「学生や一般の方でも気軽に記事を検索できるようにしてほしい」との要望があることから、今回、AIを活用した検索機能を開発・導入するに至った。従来の単語検索にAI検索を加え、より充実した記事検索サービスを提供していくという。
新機能の特徴の1つ目が「利用が簡単」。AI検索を利用するにはヨミダスサービスにログイン後、トップ画面上部にあるタブの一番右にある「AI検索」をクリック、切り替わった画面に検索窓があるので、そこに調べたい事柄を自然な文章で入力するだけで簡単に利用できる。なお、AI検索機能は1986年9月1日以降の読売新聞の記事(一部を除く)が対象となる。
2つ目が「文章で検索」。これまでの検索では、例えば、「東日本大震災の復興の課題は?」と入力しても文章での検索に対応していないため、検索結果は「記事がみつかりませんでした」となる。
そこで単語に区切って「東日本大震災 AND 復興 AND 課題」で検索してみると、3つの単語がマッチした記事がすべて拾われ、復興の話題だけではなくロボット開発、小学校の行事、選挙、コメ農家の記事など4900本以上がヒットしてしまう。
一方、AI検索では、入力した文章に関するサマリー(概要)が表示される。仮にあいまいな言葉であってもAIが推測してサマリーを表示。サマリーの右側には青いアイコンがついており、依拠したヨミダス内の記事へダイレクトにリンクする。復興の現状、具体的な課題、課題を乗り越える施策など、興味や関心があるものにフォーカスして記事を読み、理解を深めることができる。
サマリーの下には尋ねた事柄に対してAIが判定した関連度の順に記事見出しのリンクが掲げられる。これにより、時系列では一つひとつたどらないと行き着くことができないような記事もすぐに見つけられるため、ここから各記事にアクセスし、手早く詳しく調べることができる。
利用者は、正確な検索語で精緻に記事を探す従来からの検索と、表記の揺れや思い違いによる入力などがあったとしても導き出すAI検索を目的に応じて使い分けることで、より精緻で深い調査や研究を行うことが可能となる。
3つ目が「多言語対応」。AI検索は英語や中国語など、多くの外国語に対応している。検索窓で入力した外国語でサマリーも表示される。大学等で学びを深める外国人留学生や公共図書館などを利用する外国籍の住民にとっては使い慣れた言語で入力、サマリーを把握することが可能になる。
記事へのリンクや関連度順の記事見出し一覧は日本語となるが、多様な利用者に日本の新聞記事データベースがより使いやすいと感じてもらえることを期待しているという。
4つ目に「正確かつ安心」。サマリーはAIそのものの事前学習データを使わず、ヨミダス内の読売新聞記事のみを利用して提示される。出所不明の表記・データや裏付けがあいまいな情報は使わないため、インターネット検索と比べて正確性が担保されている。表記の根拠についても記事リンクをたどることですぐに確認することができる。
検索窓に入力した文章はAIの学習はもちろんのこと、ヨミダス以外で使われることはないため、利用者が安心して利用でいる仕様となっている。
AI検索機能は現在契約中のすべてのユーザー(国内のみ)が対象で、手続き不要・追加料金なしで利用可能。サービス導入に伴う過度なアクセスによるサーバー負荷を考慮し、当面は1アカウントにつき1日最大50回までとなる。
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