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2019年3月21日

iTeachers TV Vol.178 和歌山大附属中 矢野 充博 先生(前編)

iTeachersとiTeachers Academyは20日、iTeachers TV Vol.178 和歌山大学教育学部附属中学校の矢野 充博 先生による「共有iPadから1人1台iPadへの学校の変化(前編)」を公開した。

0320-it前編では「共有iPadの具体的な授業例」をテーマに、生徒の協調性と創造力を育むための実践を紹介する。中学3年生の理科の単元に、「自然環境の保全」「科学技術と人間の生活」という大きなテーマがある。この2つの単元を、教師はサポートに徹して、生徒主体でデジタルブックの制作を通して、学ばせる取り組みをした。4人のチームにiPadを1台渡して、Webや教科書、資料集などで調べたことを、「Stop Motion Studio」などのアプリや、色画用紙といった具体物を自由に組み合わせてデジタルブックを制作。制作にあたって3つのポイントを意識して制作するように伝えた。「インタラクティブ性」「ストーリー」「学べる内容」の3点。学年全体で36冊のブックを完成。お互いのブックを読み、良いところをほめ合い、次回に向けての課題を確認した。今回のプレゼンでは、どのようにして、ブックを作成していったのかを解説する。

矢野先生は、理科教諭(研究主任・ICT教育主任)。2006年から和歌山大学教育学部附属中学校に勤務。同校のiPad導入の整備、理科とiPad活用セミナー(Science Night Cafe)、各地でのサイエンスショーへの参加など多岐にわたり活躍している。授業では、Apple Bookを活用したジグソー学習の授業を進めている。iPhoneやDroneでの写真撮影に興味がある。Apple Distinguished Educator 2015、日本理科教育学会員。

後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」は、玉川大学の小酒井 正和 先生による、「授業で使える!ツール活用講座」。今回紹介するのは「Patches」。

小酒井先生は、玉川大学工学部マネジメントサイエンス学科教授。博士(経営学)。専門は管理会計、IT マネジメント。1998年から青山学院大学でeラーニング授業開発プロジェクトに参加し、ビジネス演習コースの教材やITシステムの開発を担当。現在では、iPhoneやiPadを使った学生とのインタラクティブな授業を実践。

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□ 共有iPadから1人1台iPadへの学校の変化(前編)

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