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2019年7月30日
3Dスキャンした物体をクラウドで表示・共有する「カタチスペース」
カシカは29日、手元にある物体のカタチをウェブブラウザで表示・共有できるクラウドサービス「カタチスペース」をリリースした。
「カタチスペース」は、アプリの開発や3Dモデル製作は不要で、自社製品やコンテンツをウェブで拡散・共有できるクラウドサービス。物体を3Dスキャニングし、3Dデータを作成してウェブ上に表示させる。3Dデータは、本物とほぼ変わらないクオリティで、色や大きさ、素材の感触なども再現され、写真や動画では得られない細やかな情報を得ることができる。
作成された3Dデータは低容量のため、待機時間も少なくスムーズに表示できるほか、URLを埋め込むことで、自社サイト内で3Dデータを表示させたり、2次元コードに変換して他の人へ簡単に拡散することもできる。
さらに、カタチスペースはAR表示にも切替可能なため、これまでは専用モバイルアプリでしか利用できなかったAR表示も手軽に利用・拡散できる。例えば、美術品や機械などをスキャン撮影し、サンプルとして顧客に見せ、ARモードで部屋に置くことができるかを確認してもらうといった活用が考えられる。
スキャン撮影は3Dスキャンの専門集団CGSLABに委託しており、顧客には撮影する物体を用意してもらうだけで、撮影から表示までをワンストップで提供する。
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