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2020年2月12日
キャスタリアの「CodePower」、ケニアのプログラミング教育公式教材に採択
キャスタリアは10日、同社のプログラミング教材「CodePower」が、ケニア共和国のプログラミング教育に特化した教科書・教材として、同国教育省傘下のKICD(ケニア・カリキュラム開発機構)から1月30日付で認可を受けた、と発表した。
ケニアでは、2020年度(2020年1月開始)から、公教育で初等学校(日本の小学校に相当)の4年生から「科学」の授業のなかの項目「デジタルテクノロジー(全12回)」にプログラミング(Coding)5回分が新たに加えられ必修化された。
すでに主要な「科学」の教科書でもプログラミングの部分は追加されているが、プログラミングに特化した教材はCodePowerが初の採択。
ケニアの初等学校の数は3万7910校(公立2万4241、私立1万3669)、児童数は1054万人に上るが、プログラミングの必修化は、アフリカではルワンダに続き2カ国目。4年生からスタートするプログラミング必修化は、今後上級学年でも毎年導入されていく予定。
CodePowerは、公教育でのプログラミング思考の獲得を、生徒は楽しく学ぶことができ、教員には分かりやすく教えられるように構成されている。
ワークブック(26ページ、表紙裏表紙含む)とティーチャーズガイド(60ページ、表紙裏表紙含む)があり、PCを使わないアンプラグド、マイクロロボットozobotを教材として採用。
KICDが発行した新カリキュラムに沿って、全5回構成。35分間という短い授業時間に合わせて、授業準備と片付けに時間がかからないような仕組みになっている。
言語は英語で、ケニア初等学校の4年生の英語レベルに合わせた単語や表現。今春の発売を予定している。
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