2020年9月11日
作って学べるGIGAスクール対応2in1 Windows PC「Kano PC」が子どもの興味をInspire
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お父さんお母さん子どもたち、そして先生方。いま、皆さんの周りはPCやタブレット、スマートフォンが当たり前のように存在していますね。インターネットで検索したり、文章を書いたり、写真を加工したり、動画やゲーム、SNSを楽しんだり、そしてもちろん学習に使ったりもしています。PCを使わない日は1日もないといってもいいでしょう。
ところで、PCの中身をみたことがありますか。どんなパーツやモジュールで出来ているか考えたことはありますか。液晶画面とキーボードは外からも見ることが出来ますが、それ以外のパーツは全く見ることが出来ません。PCなんて道具なんだから、「使い方」が分かれば「中身」なんか知る必要はない、という考え方もあるでしょう。しかし、中身を知れたら子どもたちの興味はInspireされ、ものすごく立体的に拡大すると思いませんか。
いま、イギリス・ロンドンの革新的な教育系メーカーKanoから、タブレットとPCが2in1になったWindows PC、「Kano PC」が日本に上陸しました。GIGAスクール構想に対応したスペックが揃って、価格は3万9800円(税別)です。Society5.0に向かってますますSTEAM(Science:科学、Technology:技術、Engineering:工学、Arts:芸術、Mathematics:数学)のセンスが求められる時代です。PCを単なるツールにしてしまうのでなく、最適な学習教材にする「Kano PC」、その魅力を紹介します。
□それでは始めに1分間の動画をご覧下さい。
いかがですが、なんかワクワクしてきませんか。
「Kano PC」は、PCの基板やバッテリー、スピーカーなどの部品を自分で組み立て、コンピュータのしくみを理解しながら プログラミングをはじめとする STEAM学習を行える新しいタブレットPCです。自社製のWindowsアプリにより、コンピュータやプログラミングの基本的な知識を遊びながら学べるようデザインされています。
自分で組立・分解してPCの仕組みを理解する
「Kano PC」を一目見て分かる特徴は、そのスケルトンなボディです。中身が透けて見えます。虫眼鏡など使用してよく見てみると、プロセッサーやグラフィックチップ、それらを繋ぐ配線を見ることが出来ます。そのスケルトンボディに、付属のガイドブックを参考にしながらバッテリー、スピーカー、ケース、キーボードを接続します。電源を入れるとランプが付きます。小学生でも出来る簡単な作業ですが、自分でPCを作り上げ事が実感できます。
STEAM教育に触れる3種の日本語対応アプリ
「Kano PC」には、How Computers Work、Kano Code、Make Artという3種の自社製アプリが付属していて、いずれも日本語対応済みです。2020年度から小学校で必修化されたプログラミング学習はもちろん、STEAMに欠かせないアート感覚を育む学びにも役立ちます。
How Computers Work
コンピュータは0と1だけで計算を行っているバイナリーといったコンピュータの基礎を学び、1秒間にとてもたくさんの命令を実行できるプロセッサーのこと、メモリーやネットワーキング、サウンド、キーボードやタイピング等について理解を深めます。
Kano Code
Kano Codeでは、タイピングが不要なブロックを使ったコーディングを学びます。誰でもアート、ゲーム、音楽のコーディングを学ぶことができます。
チュートリアルに従って実際に絵を描いて行きます。
Make Art
Make Artでは、実際にコードをタイピング入力して絵を描いて行きます。基本から中級へステップアップ。
ピクセルハックでは簡単なゲームを作ります。また、型付きコードを使用して美しい画像を描く方法を学びます。
GIGAスクール構想にも対応した「Kano PC」の特徴
いま日本は「GIGAスクール構想」で湧いています。GIGAスクール構想とは、Society 5.0 時代に生きる子供たちの未来を見据え、児童生徒向けの1人1台の学習用端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する構想です。GIGA は、Global and Innovation Gateway for Allの略。誰一人取り残すことなく子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に向けた施策です。まさに「Kano PC」にピッタリの理念です。3カ年計画で始まりましたが、新型コロナウイルス感染症による休校や、それに対応するオンライン授業の需要拡大によって前倒しされて実施されています。GIGAスクール構想で採用される端末には厳しいレギュレーションがありますが、もちろん「Kano PC」は対応しています。詳細は文末のスペックを参照してください。価格はオープンですが、GIGAスクール構想の補助金4万5000円以内の3万9800円が想定価格です。
日本語JISキーボード
こどもでも安心して使える「かな印字あり」の日本語JISキーボードです。オレンジ色のカラーがクリエイティブを刺激してくれます。
Windows 10 Pro 搭載
次世代のWindowsコンピュータで、教室・子供部屋・リビングに最適です。高速で動作し、定期的な更新でスピードと安全性、セキュリティを維持します。
落下耐性テスト済み
子どもたちはいつも大切に扱ってくれるわけではありません。万一、誤って落としてしまった場合でも、落下耐性テスト済みですから安心です。
本体:カバーなしの状態で1メートルの落下テスト
画面:120cmの高さから500gスチール球の落下テスト
フレキシブルアーム付きWebカメラ
GIGAスクール構想の指定と、リモート学習やAR技術を用いた学習の重要性から新たに開発したのが「フレキシブルアーム付きWebカメラ」です。スイッチひとつでマクロレンズに切り替えられ、明るいライトを内蔵しています。
*GIGAスクール構想向けのフレキシブルアーム付きWebカメラ同梱モデルを発売予定。
□「Kano PC」で楽しく学ぶ子どもたちの笑顔をご覧下さい。
プロセッサー:Intel Celeron N4000 Dual Core 1.10 GHz (バースト周波数 2.60 GHz)
メモリ:4GB RAM DDR4
ストレージ:64GB (eMMC) – MicroSDカードでアップグレード可能
インターフェース:無線LAN / BLUETOOTH
2x USB 3.0, 1x USB C
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac Dual Band 2.4Ghz and 5Ghz
Bluetooth 5.0 (low energy)
ディスプレイ:11.6インチ タッチスクリーン, 解像度: 1366 x 768
映像出力:1x HDMI port
オーディオ:3.5mm ヘッドホンジャック/3.5mm スピーカージャック/1x マイクイン
OS・付属アプリ:Windows 10 Pro
How Computers Work/Make Art/Kano App
付属品:JIS配列キーボード/カバー
ステータスLEDセット:1x パワーオン (赤) /1x バレルコネクタ (赤) /1x バッテリー接続 – USB C (赤) /2x USBポート ON LED (緑) /1x ヘッドホン ON LED (青) /1x HDMI – (黄) /1x micro SD (緑) /1x スピーカー ON LED (青) /1x マイク (青)
本体重量:1.23kg (キーボードを含む重量 1.765kg)
本体サイズ:287.5 x 194.0 x 35.6mm (タブレット+キーボード)
パッケージ重量:2.442kg
パッケージサイズ:369x267x92mm
*※機能改善等の理由から、予告なく機能や仕様が変更される可能性があります。
社名「Kano」に込めた思い
最後に、「Kano PC」の語源について。Kano Computingの創業者でCEOのAlex Klein氏のことばを紹介します。
「Kano Computingという社名は、日本柔道の祖である嘉納治五郎にちなんでいます。彼は教育者であり、武道家でもありました。そして彼は、この技術、技能は世界の限られた人だけでなく、年齢を問わずすべての人々のためにあるべきだと考えました。今日では、テクノロジーでも同じ事が言えます。テクノロジーは、私たちの生活のすべてに影響しとてつもないパワーがあります。しかし、そのパワーを扱えるのは世界でもごく限られた数の人々だけです。そのため、私たちが何年も前に、最初のKanoコンピュータを発表したとき、インターネットの力を使いました。数多くのコンピュータマニアやハッカー、PlayStation関係の人々、Newsweekからは私自身、スウェーデンからは映像作家、アーティスト、発明家の人たちと協力して、ネットでKanoを紹介し、皆からの出資を得ました。世界中の数千人の人々から支援を受けました。つまり、86カ国もの人々が新しいコンピュータが実現するのを求めたのです。このコンピュータは、柔道の民主主義の精神に基づいて作られ、透明で自分自身で組み立てることができます。そして、シンプルで、楽しみながら学ぶ事ができるのです」
さあ、新しいコンピュータ「Kano PC」で、子どもたちの学びの興味をInspireさせましょう。
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