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2021年3月16日
凸版印刷、文を正確に読む力を身に付ける「navima読解力育成ドリル」を開発
凸版印刷は16日、「文を正確に読む力」を身に付ける「navima読解力育成ドリル」を開発し、4月から提供を開始する小中学生向けのICT学習サービス「navima」に搭載すると発表した。
同ドリルは、複数の難易度を段階的に組み合わせた独自の構成により、スモールステップで「文を正確に読む力」を養う。イラストを取り入れた短い文の問題から始め、徐々に難易度を高めていくことで、文を読むことが苦手な子どもでも、無理なく学習に取り組める。
また、実は曖昧になっている文構造の理解や曖昧な文の読み方に対して、隠れたつまずきを見つけ出す問題を出題。単語を拾い上げてなんとなく読むのでは読み間違えてしまう文や、自分の知識や経験から内容を推測することができない文の問題を取り入れ、文構造を意識しながら読むことを促す。
さらに、「文構造の理解を促す解説動画」をはじめ、「問題を図解する解説」や「文構造の基礎を確認する基礎問題」など、学びを深める多様な学習体験を搭載。問題を間違えた際には類題を自動で出題し、再び解きなおすことで、学習した内容の定着を図ることができる。
「navima」は、子ども一人ひとりが自分に合った学びを見つけ、自分のペースで学習を進めることができるデジタル教材プラットフォーム。教科は、算数/数学・国語(読解・漢字)・理科・社会、英語に対応。
同社は、同ドリルの開発に先立ち、全国の小中学生約1500人を対象に、子どもたちの読解力を測る独自の調査を昨年8月1日~9月4日に実施。
その結果、文を正確に読めていない子どもたちがいることや、その要因として「基礎的な文構造の理解不足」「知識や経験から文の内容を誤って思い込む」などがあることが分かった。
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「navima」
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