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2022年3月28日

Libry×凸版印刷×十文字中高校、「セルフモニタリング学習」推進協定を締結

Libry(リブリー)と凸版印刷は25日、十文字学園十文字中学・高校(東京・豊島区)と、生徒の自律学習を実現する「セルフモニタリング学習」推進協定を締結したと発表した。


同協定により、デジタル教材プラットフォーム「Libry」、凸版印刷の小中学校向けデジタル教材「navima」と、「教育系YouTuber葉一」の授業動画などを数学の授業内で活用して、生徒の理解度や習得度に合わせて個別最適化された数学の授業プログラムを共同設計、4月から実施していく。

同校では、「サイエンスパークの完備」「プログラミング講座の実施」など、STEM(科学・技術・工学・数学)教育に力を入れ、理工系分野を志向する女性の育成に取り組んでいる。

中でも基礎分野となる数学では、「習熟度別少人数制授業」に加えて、「数学講演会や見学会の実施」を行っているが、一方で、時間に限りがある一斉授業の現場で、数学の魅力を味わい楽しんだり、奥深さを知り議論したりするための時間を十分とるのが難しかった。

そこで今回の取り組みでは、「授業」という時間を、生徒一人ひとりの「理解度」「習得度」に合わせた形に個別最適化し、効率化を図ることで、数学的な探究活動を充実させていく。

学習推進協定による授業内容の概要

①「ICTツールでカバーされた個別最適学習」
「Libry」を活用して個別最適学習を支援。問題演習の途中でつまずいた生徒は「navima」で小学校の単元までさかのぼって学習し、早い進度で学習が可能な生徒は高校内容の先取り学習に取り組む。定期的なチェックテストで、知識・技能の習得度合いも確認
②「教師による個々に応じた学習支援を実現」
教師は、教師用ツール「Libry for Teacher」で、生徒一人ひとりの学習の進度や理解状況をデータで把握し、つまずきの解消や個々に応じた学習支援を行う
③「自律的学習ができる生徒の育成」
単元学習の初めに必ず目標設定と計画書を作成。学力や希望進路に応じた計画を自身で作成、計画・管理・修正を繰り返しながら自己調整力を養う
④「数学的な探究活動の充実」
「導入」部分では、数学に苦手意識がある生徒にも興味を起こさせる仕掛けの授業を行う。「発展・活用 まとめ」部分では、日常に存在する様々な課題に対して数学的な視点から考察し、そこで得られた気づきをプレゼンテーションによって他者と共有するなど、「数学が好きになる授業」を実施

関連URL

デジタル教材プラットフォーム「Libry」

「navima」

十文字中高校

Libry

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