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2021年6月4日
ニット、700人以上の高校生へオンライン国際交流授業開催
ニットは、6月7、8日に高校生を対象にした「オンライン国際交流授業~コートジボワールとベリーズに中継して現地メンバーと交流~」を開催すると発表した。同授業は、熊本県にあるルーテル学院高等学校1年生と2年生合わせて700人以上を対象に「総合的な探究の時間」の一環として行われる。
新型コロナウイルスの影響で、修学旅行や社会科見学など外部から学びを得る機会が減ってしまった学校も多い。同校では学校の中だけでは学べないこと、調べただけではわからないことを、生徒が他者との対話の中で学び、深める授業を検討していた。社会につながる学びの時間である「総合的な探究の時間」の中で、社会と生徒をつなぐ取り組みとして同授業を企画。生徒の視野を広げ、物事を多面的に見ること、物事の本質を探る姿勢を養うことを目指す。また、キャリア教育の観点からも、場所やスタイルにとらわれず働くあり方を知り将来の選択肢を増やす契機になると考えている。
同授業では、海外でボランティア活動をしながら仕事をする同社コートジボワール在住メンバー、ベリーズ在住のメンバー、現地の子どもたちと同学校の生徒たちをオンラインでつなぐ。現地の様子をリアルタイムで感じることで、高校生が興味関心を持ち主体的な対話から深い学びの視点を持つ効果的な授業の提供を目指す。
コートジボワールからは、各都市映像やイベント、習慣や食事などの文化、学校教育制度、を紹介。高校での授業の様子や子どもたちへのインタビュー動画を用意する。ベリーズからも文化を紹介、現地の子どもと交流を持つほか、伝統料理の食レポなどを予定している。
ニットは「未来を自分で選択できる社会をつくる」というビジョンを掲げ、6年前の創業時からフルリモートを前提としたマネジメントを実施。現在日本全国、世界33カ国に在住の400名のリモートワーカーが在籍している。業務遂行だけではなく、オンラインでも温かい繋がり・コミュニティを開発していく方法を模索し、令和2年度「総務省テレワーク先駆者百選」に選出された。
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