2013年11月6日
熊本県教委/不適切な書き込みは減少 学校非公式サイト調査
熊本県教育委員会は、第3回目となる学校非公式サイトに関する調査を行い、その結果を公表した。
調査期間は8月1日から9月31日、熊本市立を除く県内の公立の中学校129校、高等学校59校、特別支援学校17校、合計205校を対象に行った。
インターネットと携帯電話サイトで、学校ごとのキーワードなどを検索し、その結果を目視で確認。危険度を緊急性の高い「高」、早期の対応が望ましい「中」、必要に応じた対応が望ましい「低」の3段階のレベルに分けて、書き込み内容を判別。
調査結果によると、不適切な書き込みの総数は、全体で735件と、昨年度同期(1053件)と比較して、318件減少している。
検出された学校数は、高等学校が88.1%(52/59校)、中学校が15.5%(20/129校)、全体で35.1%(72校/205校)。
危険度別の書き込み件数をみると、高レベル0件、中レベル0件であり、早期の対応・指導が必要な書き込みは検出されず、全て低レベルの書き込みとなった。
書き込みの内容別では、「個人情報の流布」が98.4%とこれまで同様に大半を占めていた。
熊本県教委はこの結果を受け、前回と比較して不適切な書き込みは全体的に減少しているものの、一時的な現象であることも想定し、県立学校や市町村教育委員会に注意喚起を引き続き行う予定としている。
今後、情報モラル教育のモデルとなる授業を追加で開発し、2014年2月末にインターネット上で映像を公開。 また、携帯電話やインターネット等の利用に関する家庭向け指導資料の改訂に向けて準備を進めており、2013年12月末を目安にインターネット上で公開する。
関連URL
第3回調査報告「平成25年度 学校非公式サイト調査」(PDF)
問い合わせ先
熊本県教育政策課
電 話:096-333-2674
yamamoto-t-dg@pref.kumamoto.lg.jp
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)