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2021年10月1日
VARIETASの教育エコシステム「JISSEN-chi」、福山市の中学が探究学習で活用
VARIETAS(バリエタス)は9月30日、同社のオンライン教育エコシステム「JISSEN-chi(ジッセンチ)」が、福山市立福山中学校の授業で活用されることが決定したと発表した。
具体的には、10月5日から、同中学の探究学習の授業で使われ、同システムを運営する大学生メンバーと生徒が協働でプロジェクトを進めていく。同システム初の義務教育機関との連携で、また団体向けに教育エコシステムを解放するのも初の試み。
同システムは、2021年5月に正式リリースされた、世界中の学生がフルリモートで参加できる学生向けオンライン教育エコシステム。
社会に出る前の時間を活用して、一人ひとりが自分の意思や興味をもとにプロジェクトを立ち上げ、興味を形にしながら、それらを得意にし、社会に発信するレベル、いわゆる「代表作」をつくることを目的に創られた。
提供されるカリキュラムに従って、各自がアウトプットをつくり、同システム上で他の学生に提供し、評価をもらい、改善を重ねていく。いわば疑似的な「店」を運営しアウトプットを高めていく。
今回、同校に提供するのは、同システムの教育プラットフォームと、同システムに参加する大学生メンバーによる探究学習のサポート。
同校の生徒たちは、同システムの中で、自ら興味のあるプロジェクトを創り、同システムに参加する学生からフィードバックを受け、さらに改善していくプロセスを回していく。
加えて、同システムに参加する大学生5人によるサポート体制で、各生徒のプロジェクト立ち上げから、実践までのバックアップも行う。
同校はこれまで、特にイラスト系やゲーム開発系のデジタルなプロジェクトでは周りにロールモデルがおらず、相談相手がいないという課題があった。
同システムでは、年間のべ600個ほどのプロジェクトが立ち上がっており、デザイン分野を初めとしたデジタルプロジェクトも複数存在。同校の生徒たちは、多様な興味関心に沿ったロールモデルや相談相手を見つけながら、プロジェクトの実施が見込めるようになる。
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