2021年10月26日
22年卒学生の10月中旬時点での内定率は87.2% =マイナビ調べ=
マイナビは22日、2022年卒業予定の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2022年卒大学生 活動実態調査(10月中旬)」の結果を発表した。
調査した10月10日~14日の時点での内定率は87.2%、平均内定保有社数は2.3社。9月末と比べると内定率は0.6ptの増加、平均内定保有社数は変わらず。
就職活動を終了した学生は78.9%で、全体の約8割の学生が入社先企業を決めて就職活動を終えている。
就職活動における「対面」「WEB」の使い分けについて聞いたところ、3月1日時点では「全工程(会社説明会~最終面接)WEB化しても良いと思う」が39.3%で最多だったが、10月中旬時点では16.1pt減の23.2%だった。一方、「会社説明会~最終面接前まではWEB化してもいいが、最終面接は対面が望ましいと思う」が31.7%で最多となり、3月1日時点と比較して6.3pt増加(3月1日時点:25.4%)。
3月時点では、WEB開催のインターンシップ等を経験しており、選考のWEB化に対して寛大だったが、実際に就職活動を経験して対面のコミュニケーションの重要性を実感、次年度以降の就職活動においては、WEBの利便性は残しつつ、対面と併用が望ましいと考えた学生が多かったという。
内定を得た学生に、23年卒の就職活動生へのアドバイスを聞いたところ、「人との交流機会を持って情報収集を積極的に行うことが大事」という回答が多かった。また、「WEB面接だけでなく対面での面接に慣れる練習も忘れないことが重要」という回答もあり、画面越しならではの伝え方の練習が必要なWEB面接と、実施頻度が低く場数を踏むことが難しい対面面接の、どちらの準備も忘れずに行うことが重要だと感じているようだ。
調査は、マイナビ2022の会員に対するWEBアンケート。有効回答数は2596名(文系男子547名 理系男子465名 文系女子1086名 理系女子498名)
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