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2022年5月11日
絵本ナビ、日テレ・KADOKAWA・講談社などと提携し約11億円の資金調達
絵本ナビは10日、既存株主のSIG Asia Investment、LLLP(Susquehanna International Groupの関連会社)の他、新規株主となる日本テレビ放送、KADOKAWA、講談社、ポプラ社、Spotlightを引受先として、約11億円の第3者割当増資を実施したと発表した。
同社の絵本の情報・通販サイト「絵本ナビ」は、絵本・児童書ジャンルの情報メディア、Eコマース、デジタルコンテンツ配信のプラットフォームとして、子育て層ユーザーを中心に年間約2000万人が利用。
同社は、今回の資金調達で、「絵本ナビ」のサービス機能開発に投資し、またサイトの中立性を保ちながら大手出版社各社との提携によってコンテンツの大幅拡充を図る考え。
また、日テレとの提携で映像化や絵本制作を含めた様々な取組みを行い、多くの利用者に絵本児童書の魅力と楽しさを届け、絵本児童書市場の拡大に貢献していく方針。
さらに今後は、メディア・Eコマースの既存事業に加え、①アプリで絵本・児童書・学習まんがなどが読める月額サブスク「絵本ナビプレミアム」、②英語の絵本を楽しみながら音声AIで発音練習できる英語学習アプリ「絵本ナビえいご」のコンテンツ配信事業を中心に事業規模を拡大していく。
「絵本ナビプレミアム」は、絵本・絵本ムービー・学習まんが・読みものなどの子ども向けコンテンツが、月額(税込)580円で読み放題で使える「デジタル絵本のサブスク」。無料の「絵本アプリ」で、約3万冊の絵本紹介の他、市販の絵本が無料で1回読める「全ページためしよみ」を利用できる(月3冊まで)。
また「絵本ナビえいご」は、欧米大手出版社刊行の質の高い英語の絵本を楽しみながら、ゲーム感覚で音声AIで発音練習ができる英語学習アプリ。子どもが自宅でアプリを使って「聞く」「話す」の練習ができる(月額税込980円・無料おためしあり)。
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