2022年10月6日
ICT教材「すらら」、東京都教委「デジタルリーディングハイスクール事業」のAI教材に採択
すららネットは5日、同社のICT教材「すらら」が、東京都教育委員会の「TOKYOデジタルリーディングハイスクール事業」(TOKYO教育DX推進校)のAI教材として採択されたと発表した。
同事業に指定された19校のうちの5校(都立八潮高校、都立小台橋高校、都立光丘高校、都立八丈高校、都立小笠原高校)は、今年9月から「すらら」を使用した検証を開始。
2023年3月31日までの期間中、義務教育段階でのつまずきや日常の授業での生徒個々の学習状況と理解度の効率的・効果的な把握をすることで、誰1人取り残すことのない、個別最適化された学びの実現に取り組む。
「すらら」は、つまずき分析機能を活用した弱点の明確化、難易度コントロール機能によるアダプティブな演習、アニメキャラクターによる双方向のレクチャーでのゼロからの学び直しができるのが特徴。個別最適化したICT教材としての有用性が認められ、今回、同事業で採用された。
指定校の高校では、生徒の習熟度の違いへの対応、基礎学力の定着、主体的に学ぶ姿勢を増やすことなどが課題になっており、「すらら」で義務教育の内容の学び直しや、高校の内容の定着を行うことで、教員の教える負担を軽減する。
「TOKYOデジタルリーディングハイスクール事業」は、都教委の事業のひとつで、統合型校務支援システム、定期考査採点・分析システム、統合型学習支援サービスなどを活用したエビデンスベースの指導に関する実践的な研究やAI教材を活用。
義務教育段階でのつまずきや日常の授業での生徒個々の学習状況と理解度の効率的・効果的な把握で、誰一人取り残すことのない、個別最適化された学びを実現するための研究などを行う。
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