- トップ
- 企業・教材・サービス
- シンプルエデュケーション、山口県初の学力調査CBTシステムの開発・運用
2022年10月25日
シンプルエデュケーション、山口県初の学力調査CBTシステムの開発・運用
シンプルエデュケーションは21日、山口県教育委員会義務教育課の採択により、県内小中学校415校(4 学年、約4万2000人)が実施する2022年度山口県学力定着状況確認問題のCBTシステムの開発・運用を行うと発表した。CBT形式での学力調査は山口県として初の試み。
2022年10月17日から28日まで、小学5・6年と中学1・2年にて、国語・算数(数学)・英語(中 2のみ)の3教科がCBT形式で実施される。生徒画面に問題が配信され、児童生徒は自分のタブレット上でタップや専用のソフトウェアキーボードで解答。テスト終了後は、自動的に解答データを集約、選択肢や短答問題はシステムが自動採点を行う。
調査紙の回収・郵送作業や先生の採点業務負担が軽減されるだけでなく、児童生徒への成績返却が1~2週間と短期間で行うことができるので、結果や分析データをすぐに授業でフィードバックすることができる。
今回の提供システムは、シンプルエデュケーションの「百問繚乱 CBT」をベースに、質問紙と学力調査のクロス分析ができる質問紙機能、タブレットを持ち帰れない学校向けに紙個票を出力できる個票作成機能を新たに実装。図版・動画・音声問題での出題ができ、手書きでのメモや解答も可能。
ソフトウェアキーボードはオムロンソフトウェアの文字入力支援システム「iWnn IME for Web」を搭載し、数式・化学式での解答も簡単に入力できるようになっている。長文記述問題を採点する際にはAIが採点補助を行い、先生が簡単に正誤判断をできるようサポート。作問・採点のアウトソーシングサービスも提供している。
シンプルエデュケーションは、2021・2022年度に愛媛県学力調査のCBTシステム「えひめICT学習支援システム(EILS)」の開発・運用を受託するなど、学力調査CBT実施に関する多くのノウハウを蓄積している。今後は、全国700校以上で導入実績のある採点システム「百問繚乱」(紙テストをPC上で採点・集計するシステム)との連携を行い、問題形式や児童生徒の実態に合わせて紙とタブレットを使い分けるハイブリットな新しいテスト環境の提供を目指すとしている。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)