2022年12月26日
厚労省、こころの宅配便「第7便」活力の調整がきかないあなたへ
厚生労働省は22日、こころの宅配便「第7便」として「活力の調整がきかないあなたへ ~こころの専門家と届けるちょっとラクにすごせる言葉~」の公開を発表した。
厚生労働省では、精神障害を有する人やメンタルヘルス上の課題を抱えている人を含め、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会になるよう取り組みを進めている。
自分のこころを大切にできるような、こころの不調があるときに安心して相談できるような、さらに、周りの人にこころの不調があるときに、自然にあたたかく接することができるような、つながりのある社会を目指している。そのためには、こころの不調や病気について、実際にそれを抱えたときに感じる気持ちも含めて、理解を広げていくことも大切。
こうした取り組みの一環として、「こころの困りごと」を抱えている人に向けて専門家からの言葉を届けている。「第7便」では精神科医の松尾幸治氏の言葉を届けている。
100人中約7人の人が双極性障害(双極症や躁うつ病、双極性感情障害などとも表記される)を含む気分障害を経験しているとされ、その7人のうち約3人が相談・受診をしているが、約4人は相談・受診をしていないとの調査結果がある。
松尾氏からは、広報誌「厚生労働」10月号で「双極性障害」について詳しい解説もされている。また「双極性障害」の症状や治療等については「みんなのメンタルヘルス総合サイト」でも分かりやすく紹介している。
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