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2023年1月12日

MMD研究所、「テレビ配信サービスに関する調査」を公開

MMD研究所は10日、18歳~69歳の男女1万100人を対象に実施した「テレビ配信サービスに関する調査」の結果を公開した。

近年、その再生回数がテレビ視聴における新たな指標となってきている「見逃し配信」と、先日のワールドカップでも話題になった「リアルタイム配信」について、認知や利用頻度、利用理由などを聴取した。



それによると、見逃し配信の認知は80.1%、利用経験は38.0%。視聴時に使用するデバイスでは、スマホが57.6%、PCが34.8%、テレビが26.0%。


利用経験のあるサービストップは「TVer」だった。

また、リアルタイム配信の認知は77.4%、利用経験は33.3%。


視聴時に使用するデバイスでは、スマホが47.3%、テレビが46.9%、PCが26.6%となった。


見逃し配信を現在利用していると回答した人を対象に、見逃し配信の利用頻度を聞いたところ、「ほぼ毎日」が17.2%、「週に2~3回程度」が23.7%、「週に1回程度」が24.9%となり、週に1回以上利用していると回答した人は合わせて65.8%となった。

リアルタイム配信を現在利用していると回答した人を対象に、リアルタイム配信の利用頻度を聞いたところ、「ほぼ毎日」が27.1%、「週に2~3回程度」が15.8%、「週に1回程度」が16.4%となり、週に1回以上利用していると回答した人は合わせて59.3%となった。

見逃し配信を利用する理由トップは「見逃したテレビ番組が配信されていたから」、リアルタイム配信を利用する理由トップは「好きな場所でテレビ番組を見たいから」だった。

リアルタイム配信の利用経験がある人を対象に、リアルタイム配信を利用する理由を聞いたところ(複数回答可)、「好きな場所でテレビ番組を見たいから」が最も多く35.3%、次いで「外出時に見たいテレビ番組があったから」が22.4%、「自分が住んでいる地域以外のテレビ番組を見たいから」が16.5%となった。


テレビ放送とテレビ配信サービスの今後の利用意向についての問いには、テレビ放送を「利用したい」または「やや利用したい」と答えた人を合わせた利用意向は75.8%、見逃し配信を「利用したい」または「やや利用したい」と答えた人を合わせた利用意向は60.6%、リアルタイム配信を「利用したい」または「やや利用したい」と答えた人を合わせた利用意向は52.5%となった。

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