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2023年4月14日
資生堂、中学生向け教材「誰もが自分らしく美しくいられる世界へ」を開発・提供
資生堂はARROWSとともに無意識の偏見について考える中学生向けの無料教材を開発し、3月から全国の希望する中学校教員へ告知を開始した。
「誰もが自分らしく美しくいられる世界へ」と題し、中学生の道徳授業で「無意識の偏見や思い込み」が自分や誰かの自分らしさの実現を阻害していることを知り、生き生きと美しい「ありたい自分」でいるためにどう向き合ったらよいかを主体的に考え、話し合うためのプログラムとなっている。4月から随時授業を開始し、すでに年度末までに7000名以上の生徒の受講が予定されている。
50分の授業時間に合わせ、前半と後半で「無意識の偏見や思い込み」に「気づく」「考える」という2部構成になっている。本授業のために聴取した中高生600名の実体験をもとに、無意識の偏見や思い込みが自分や他者の行動を阻む要因になりうることを知り、それぞれが自分らしく生きるために他者との向き合い方を考える。グループディスカッションを通じて、多様な考え方に耳を傾け、ありたい自分でいられるようにするにはどうしたらよいか、対話形式で学びを深めていく。
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