2026年7月22日
ワカモノリサーチ調査、「令和の現役高校生に聞いた!変えて欲しい校則ランキング」1位は?
10代・現役高校生専門の調査会社ワカモノリサーチは、全国の現役高校生(男女)に、「いま、変えて欲しい学校の校則はありますか?」というアンケート調査を実施、その結果を発表した。

今回の調査の結果、いま、変えて欲しい学校の校則が「ある」と回答したのが68.0%、
「ない」と回答したのが32.0%となり、誰もが学校の校則に疑問を抱いているというイメージの中、3人に1人は「変える校則はない」と考えていることがわかった。
校則を変える必要がないと回答した高校生の意見を見ていくと、
「現状の校則で満足している」
「そんなに理不尽な校則はなく満足している」
「いまのままで不便じゃないから」
「特に不自由を感じていない」
「校則が厳しいとも感じていません」
「私は今の高校の校則にとても満足しています。高校最高!!」
など、現在通っている高校の校則に不満がないことがわかった。
これらの高校は時代の流れも鑑みて自由に学べる環境を提供しているといえそうだ。
さらに
「校則がないから」
「うちの高校は校則ないです!」
といった“校則”すら存在しない高校に通っている高校生もいるようだ。
「すべて自己責任、ゆるいから」
という回答もあったことから、規則や校則に縛られるのではなく自分の判断で、そして自分の責任で行動をさせて個人を尊重させていく新しい高校が今後増えていくのかもしれない。
また、いつの時代の高校生も引っ掛かりそうな、
「髪型が自由なので」
「染髪OK」
「巻き髪オッケー」
「スマホ触ってもいい」
「スカートの長さが自由」
「スカート丈でいわれないから」
といった“髪関係”と“スカート関係”に寛容な高校だと、比較的不満の声が出ないこともわかった。
これらの回答は特に女子高生から出ており、JKという“輝いている青春時代”に、高校がオシャレを容認してくれるのか否かは校則に不満を持つ、持たないに直結してくるといえそうだ。
そして、ほとんどの高校生がスマートフォンを所持している時代ですので、
「携帯使用が問題ないから」
「授業中スマホがありだから」
と、学校内でのスマホの使用が可能な高校に通っている高校生からも校則に対して不満の声が出ない傾向にあった。

続いて、変えて欲しい学校の校則が「ある」と回答した68.0%の現役高校生を対象に「具体的にどのような校則を変えて欲しいのか?」も調査し、その結果をランキングにしたところ、
最も変えて欲しい校則に「学校でのスマホ使用」(23.3%)が選ばれた。
校則に不満のない高校生の主要な意見として「スマホの使用」があったことから、その逆でスマホの使用ができない高校に通う高校生たちは相当不満を抱いているようだ。
「学校内の日常をさつえいしたい」
という高校生もいたことから、学校外の思い出だけではなく、授業中の一コマや休み時間の教室内での動画撮影などもしたいという気持ちも強いのかもしれない。
次いで多かったのが「メイク(化粧)」(16.1%)。
女子高生からの回答がほとんどだが、やはり「美」に関心がある世代。メイクができる環境にあるのとないのでは女子高生の学校生活に対するモチベーションも変わるようだ。
“勉強にメイクは関係ない”という意見も理解はできるが、メイクをすることで女子高生の気分が高まり、結果モチベーションが上がり勉学に励むことができるのであれば、考え直しても良い校則の一つになり得るかもしれない。
続いては「ヘアスタイル・髪の色」(13.5%)。
男女ともに回答は多く、女子から、
「髪の色を染めたい」
といったヘアカラーに関する声や
「巻き髪にしたい」
など、ヘアのスタイリングに関する回答が目立ったた。
女子高生にとってはメイク同様、ヘアスタイルも「美」には大きく影響する。
アイドルや女性グループの低年齢化もあり、同世代がオシャレをして輝いているのが当たり前の時代。今後、オシャレができない学校は女子の選択肢から外れる可能性も否定はできない。
また、男子高生からも「髪を染めたい」といった意見はあったが、最も多く寄せられた回答が、「ツーブロック禁止」について。
教育現場での「非行防止・不良化の抑止」や郊外での「事件や事故の抑止」などを理由に
禁止にする高校がいまだに存在するようだ。ただ、“ツーブロック=不良・危険”といった明白なエビデンスはなく、ネットやメディアでも「なぜ禁止?」と疑問を投げかけるケースもあるため、男子高生からしたら納得がいかない校則といえそうで、熱量でいうと、スマホの使用より強いものを感じ取ることができた。
メイク・ヘアスタイルと同じような理由で「ピアス」(4.7%)に関する校則を変えて欲しいと願う女子高生も多かったようだ。
今回の調査での女子高生の変えて欲しい校則の傾向をみていくと、顔から下のものはTOP5には入らず、顔周りのものばかりが上位にランクインしたことになる。
着ている制服などは物理的に変えることができないですが、顔周りは自分でなんとでもアレンジができるということもあり、“変えられる部分は変えたい”という意思が強いのかもしれない。
「ジャージでの登下校」(4.5%)に関する回答をする高校生も目立った。
電車に乗って他人の目を気にしながら通学する環境にある高校生がいる一方で、高校まで歩き・自転車などで通える距離にあり、まるで“ちょっと近くのコンビニに出かける”といった環境の高校生もいる。それらの高校生からすると、通学前に制服を着て身だしなみを整えることがタイパ的にも無駄と感じているようで、動きも楽でラフなジャージで登校したいと考えているようだ。
以上が変えて欲しい校則のTOP5だが、その他の意見としては、
「アルバイト禁止を変えて欲しい」
「登下校のルールを変えて欲しい」
など、アルバイトと通学のスタイルに関する校則を変えて欲しいと願う高校生がいたようだ。
また女子高生からは、
「制服の着こなし方が厳しすぎる」
「スカートの丈について」
「指定の靴下をやめて欲しい」
といった“顔より下のスタイリング”に関しての声も。
これらの回答は昭和・平成時代の女子高生からも出てきた回答といえる。
日本全国の高校の校則が大きく変わらない限りこれからも言われ続ける不満の声にはなりそうだ。
「令和の現役高校生に聞いた!変えて欲しい校則ランキング」調査結果の詳細
調査概要
調査期間 2026.6.8〜2026.6.18
調査機関 ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 831名
調査方法 インターネットリサーチ
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