2023年4月28日
ビジネスパーソンの7割が「耳を使った学習が向いている」と回答 =オトバンク調べ=
オトバンクは27日、全国のビジネスパーソン401人を対象に実施した、「学習スタイルチェック診断」の結果をまとめ発表した。
それによると、4つの優位感覚で最も多かったのは「言語感覚系」で全体の52.1%を占めた。以下、「聴覚系」17.7%、「触覚系」17.5%、「視覚系」12.7%と続いた。
言語感覚系の人は、「思考」を通して物事や情報を吸収し理解することが得意で、誰かと話し合うことでより理解を深めることができる。
そのため、「聞く」ことを通して物事や情報を吸収し理解することが得意な聴覚系の人と同様に、耳から情報をインプットすることに向いているという。
言語感覚系と聴覚系を合わせると全体の約7割(69.8%)に及び、オーディオブックを聴くなどの耳を使った学習が向いているビジネスパーソンが多いことが分かった。
「聴覚系」の人は、「聞く」ことを通して物事や情報を吸収し理解することが得意だが、逆に、騒音があると集中できないので、勉強するときには静かな環境を整える必要がある。また、本などを声に出して読んだり、朗読したものを録音して聴くと頭に入りやすくなる。
「言語感覚系」の人は、「思考」を通して物事や情報を吸収し理解することが得意で、誰かと話し合うことで、より理解を深めることができる。何かを記憶する際は、別のものと関連付けると効果的に覚えることができ、文章を書いたり、それを発表する機会があるとやる気になる。
「触覚系」の人は、「体感」を通して物事や情報を吸収し理解することが得意で、実験やロールプレイなど、体験して学習すると効果が上がる。何かを覚えるときには指でなぞるなど、体を動かした方が頭に入る。覚えなければならないことは、何度か実際に書いて覚えると効果的。
また、「視覚系」の人は、「見る」ことを通して物事や情報を吸収し理解することが得意で、ビジュアライズしながら学習すると効果的。学習を深めるためには、チャートやスライドなどの図が役立つ。ノートをまとめるときなどは蛍光ペンで色を付けたり、3色ボールペンを使うなどすると有効だという。
この調査は、全国の会社員を対象に、2022年11月〜2023年4月にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は401人。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













