2023年5月29日
三島市教委、kintoneを採用し市内公立小中学校全教員にアカウント配布
サイボウズは26日、静岡県三島市教育委員会が同社のkintone(キントーン)を採用したと発表した。kintoneのユーザーアカウントが市内の全公立小中学校21校の全教員に配布され、各校の校務や教育委員会と学校間の業務に活用される。
同社は2021年7月~2022年2月に三島市内の公立小中学校および三島市教育委員会で実証事業を実施し、市内の各公立小中学校が教育委員会に校舎の修繕依頼をkintoneで完結できるシステムを構築した。従来は、各校の教員が表計算フォーマットを利用して修繕依頼をしてきたが、kintoneアプリ上で依頼登録できるようにしたところ、学校側の依頼作業時間が1件につき15分程度短縮されたという。
また、修繕依頼の記入漏れ、それにまつわる問い合わせ業務などが削減されたことで、業務の効率と質が大いに向上したとしている。さらに、市内公立小中学校21校分の生徒の問題行動報告や、水道検診業務、備品の管理などにもkintoneを活用したところ、同様に業務の効率化が見られたため、今回の本格導入に至った。
今回の導入により、生徒の家族構成や連絡先、通学路などを記入する家庭環境調査票や、心身の健康状態を記入する保健調査票、各種問診票、タブレット使用同意書などの受付・管理にkintoneが活用されるようになる。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)














