- トップ
- 企業・教材・サービス
- コニカミノルタ、大阪・箕面市の教育現場で「デジタル庁実証調査研究」を開始
2023年12月11日
コニカミノルタ、大阪・箕面市の教育現場で「デジタル庁実証調査研究」を開始
コニカミノルタジャパンは8日、同社の学校教育向けソリューション「tomoLinks」(トモリンクス)を、大阪・箕面市教育委員会が採択した、デジタル庁「2023年度教育関連データのデータ連携の実現に向けた実証調査研究」に提供したと発表した。
今回の実証調査研究は、tomoLinksの「先生×AIアシスト」機能を活用して、小学6年生と中学1年生の学級を対象に、11月から、「個別最適な学びにおける検証」と「生徒指導・学級経営における検証」の2つの観点で開始。
「個別最適な学びにおける検証」は、同市教委が現在実施している各種小テスト、単元テスト、図書教材の取り組みデータと、各種学習アプリケーション上のログやコメントデータを、tomoLinksに蓄積して分析することで、児童生徒の学習への反映が可能になる。
これらの分析結果を教員や児童生徒のtomoLinksのダッシュボード上に表示し、学習の個性化を支援できる仕組みについて、構築手法の実証を行う。教員へのアンケートやヒアリング内容も含めて実証結果を考察して、総合的な効果を把握する。
また、「生徒指導・学級経営における検証」は、学級崩壊の予兆をいち早く把握して、手だてを講じられるように、また、常態的に学級状況に関するデータを取得することで、きめ細やかな指導に向けた分析が可能かどうかを検証する。
分析には、子ども自身が入力するtomoLinksの「こころの日記」をはじめ、学級のきずなや子どもたち同士の関係性、保護者との連携状況、その他学校などが所有する定量・定性データ、主観・客観データなどから有効なデータを見出し、分析手法とその効果について調査研究する。
tomoLinksは、2019年から開発をはじめ、教育現場のフィードバックを製品に反映しながら開発を進めてきたクラウド型学習支援サービスで、「学習支援」、「先生×AIアシスト」、「授業診断」の3つのサービスで構成。
これらのサービスを学校の教育プラットフォームとして導入することで、デジタル端末だけでなく教育データの効果的な活用が可能になり、子どもたち一人ひとりの力を最大限に引き出す個別教育の実現を推進する。
関連URL
最新ニュース
- プログラミング教育、4割以上の保護者が授業についていけるか不安=シンクプラス調べ=(2024年5月16日)
- 2026卒大学生、4月時点のインターンシップ参加率は18.3%=マイナビ調べ=(2024年5月16日)
- 子どもがいる親世代、小中学校の授業短縮の認知度は約2割にとどまる=イー・ラーニング研究所調べ=(2024年5月16日)
- 25年卒の約6割が「オンライン」でのセミナー参加を希望 =学情調べ=(2024年5月16日)
- 中学生の定期テスト前勉強、大多数が「1日3時間半、準備開始は1~2週間前から」=塾選調べ=(2024年5月16日)
- 東京⼯科⼤学、新⼊⽣の「コミュニケーションツール」利⽤実態調査を発表(2024年5月16日)
- 高校の選定理由、親世代と現役学生世代の選定ポイントに差=ネオマーケティング調べ=(2024年5月16日)
- 大阪電気通信大学、研究室紹介サイト「WHO’S LAB」をオープン(2024年5月16日)
- 熊本大学、工学部半導体デバイス工学課程で高専生対象のインターンシップを実施(2024年5月16日)
- 拓殖大学、高校生対象「第14回アイデアのタネコンテスト ORANGE CUP 2024」作品募集中(2024年5月16日)