2023年12月27日
ゆずプラス、麗澤大学の学生・教職員を対象に「メタバース体験会」を実施
ゆずプラスは26日、麗澤大学の学生・教職員を対象にした「メタバース体験会」を、11月29・30日の2日間実施したと発表した。
11月29日は学生向けセッション、30日は教職員向けセッションを行い、参加者はVRメタバースでのコミュニケーションや学習コンテンツを体験。教育への利活用や社会実装のアイデアについてディスカッションを行った。
学生向けの体験会は、同大構内のホールで行われ、約30人が参加。参加者は、メタバースの中でドイツの世界遺産を探索したり、冬の日本の温泉旅館でくつろいだり、世界の場所当てクイズを行ったりと、メタバースで様々な体験をした。
メタバースならではの文化、コンテンツに触れ、現実世界と同様の臨場感を味わえることを認識。実際に体験した学生からは、「思ったより綺麗な世界だった。大学構内で、実際にVRデバイスを装着して体験できる機会は嬉しい」などといった感想が寄せられた。
一方、外国語学部の教員向けの体験会では、日本語と英語の2セッションを実施。各セッションの前半は、VRデバイスを装着してメタバース空間を散策。アバターによるコミュニケーションや綺麗な景色を楽しみつつ、メタバース上の文化や可能性を実際に体感して、その体験を基に、各セッションの後半にディスカッションを行った。
ディスカッションでは、「現在普及しているオンラインコミュニケーションにはない臨場感がある」、「言語以外にも、ボディランゲージなどで意思疎通が可能」など、メタバースならではの利点が語られた。
その一方で、「現実世界の人間と、メタバース世界のアバターの姿が一致しなくなる」などといった、教育活動へのメタバース導入の課題も議論した。
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