2024年3月12日
農水省、小中学生向け「農業学習」コンテンツを公開
農林水産省は11日、次世代を担う子どもたちへ農業や農村の大切な役割を広く伝えるための「農業学習」に活用できる教材を公開した。
小中学生を対象に農業の歴史、農業遺産、農村の共同活動などの大切な役割や魅力を学習することのできる4つの教材を制作した。
小学生向け【「草刈りは地球を救う」~SDGs達成につながる農村の共同活動~】は、農村の共同活動とSDGsのつながりについてマンガやクイズで楽しく学べる高学年向けの家庭学習教材。指導者用【農業遺産で学ぶ「米づくり学習」カリキュラム案・授業案】は、小学校の教員が「総合的な学習の時間」や「社会科」の授業で農業遺産などを扱いながら農業に関する学習を深めることができる内容となっている。
また【農業遺産から見る地域の特色を生かした持続的農業・林業・水産業】は、中学地理の「日本の諸地域」で活用できる補助教材。国内の6つの地方の農業・林業・水産業についてまとめられ、自然環境を中核とする考察がしやすくなっている。【ミーとトラ 瑞穂の国の大冒険~田んぼの軌跡をたどる旅~】は、稲作の始まりから現代まで、歴史学習と合わせて活用できる学習マンガとなっている。
これらの教材は、農林水産省補助事業の実施主体であるNHKエデュケーショナルのWebページ上で公開されており、ダウンロードして全国の教育現場や家庭で利用できる。
また、「草刈りは地球を救う」(先着50件程度)と「ミーとトラ」(先着100件程度)の冊子を、希望する学校へ郵送する。申込は3月21日(木)13:00まで。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













