2026年1月27日
園の73%が「保育時間内に習い事」、保護者の72%が園選びのポイントになる =千調べ=
千は23日、「保育園・幼稚園での習い事の実態」に関して、「はいチーズ!」導入園向けと保護者向けに実施したアンケート調査の結果を発表した。

それによると、全体の73.2%の園が、保育中にプロ外部講師や専門家による活動を実施している結果となった。

施設種別で見ても、保育園でも7割以上が実施しており、習い事的な活動は多くの園で一般化している。

実施内容は「体操・リトミック」と「英語・英会話」が突出。身体的・言語的な成長を促す活動が保育目標と親和性が高いと推測される。

園で習い事を実施するメリットには、保護者の7割以上が「送迎時間の短縮(73.6%)」と「慣れている先生やお友達と一緒に活動できる安心感(72.1%)」を挙げた。平日の夕方に習い事へ連れて行く時間を確保できない家庭や、初めての習い事に不安を感じる子どもにとって、園内で完結する環境は心理的・物理的なハードルを大きく下げている。
共働き世帯にとって平日の習い事送迎は物理的に困難なケースが多く「園内で完結すること」が教育機会を確保する鍵となっている。また初めての習い事でも、日頃から信頼関係のある先生や友達がそばにいる環境が子どもの意欲を引き出す大きな要因となっていることがうかがえる。

今後、園で追加してほしい習い事には「音楽(ピアノ・歌)」「学習(計算・漢字・英語)」「スイミング」が上位に挙がった。これらは家庭で教えることが難しかったり、個別に通うには土日の貴重な時間を費やす必要があったりする習い事。保護者は保育時間を単なる「預かり」の時間としてだけでなく、プロの指導による「質の高い教育機会」を得る時間として期待していることがうかがえる。

園を選ぶ際、保育中に実施される習い事がポイントになるかという問いに対しては「そう思う(32.3%)」「ややそう思う(39.7%)」と合わせて72.0%の保護者が肯定的に回答した。
かつて園選びの基準は「自宅からの距離」や「保育時間」といった利便性が主な理由として挙げられていたが、現在は「園でどのような体験ができるか」という教育内容の充実度も園を決定する際の重要な判断基準となっていることがわかる。特に園ごとの特色が出やすい習い事プログラムは、他園との差別化における強力な要素となっていると推測される。
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