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2025年2月25日

日本ディープラーニング協会、「第6回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2025」本選出場10チーム決定

日本ディープラーニング協会は21日、「第6回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2025」本選に出場する10チームを決定したと発表した。

同大会は、高専生が日頃培った「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した事業プランを提案し、企業評価額を競うコンテスト。今回は昨年度の1.3倍となる95チーム42高専がエントリーし、2度の予備審査を勝ち抜いた10チームの本選出場が決定した。

初出場は4チーム、そのうち1チームは大会初となる連合チームとなっている。歯周病予防システム、海難事故防止システム、循環型の飼料生産システム、バーチャルアーティストの3DCGライブの課題に取り組むアイデアなど、社会問題の解決からエンタテインメントまで多様な提案が出揃った。

本選は5月9日・10日に東京のヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)で開催し、技術審査とプレゼンテーション審査が行われる。本選技術審査員による評点とプレゼンテーション審査を加味し、ベンチャーキャピタリストである本選審査員が提示する企業評価額で最優秀賞が決定する。プレゼンテーション審査の模様は公式YouTubeなどでライブ配信する。

本選出場10チーム

①一関工業高等専門学校
チーム名:Innodroid
作品名 :「Flexi-fit」
作品概要:個人の筋電特性を学習し、一般的な義肢では困難なポーズを実現する筋電義肢
メンター:柳原 尚史氏(株式会社Ridge-i 代表取締役社長)

②仙台高等専門学校 広瀬キャンパス
チーム名:Morinomiyako Oral Wellness
作品名 :「Properio AI」
作品概要:ブラッシングの傾向を手軽に把握し、歯周病予防につなげるシステム
メンター:渋谷 修太氏(フラー株式会社 取締役会長)

③茨城工業高等専門学校(本選初出場)
チーム名:明日のDCON楽しみだね
作品名 :「Locker.ai: ほったらかしAI遺失物管理サービス」
作品概要:遺失物管理業務の自動化により、遺失者、施設占有者、拾得者の負担を大幅に軽減する遺失物管理サービス
メンター:折茂 美保氏(ボストン コンサルティング グループ マネージング・ディレクター&パートナー)

④群馬工業高等専門学校
チーム名:合成音声研究会Dチーム
作品名 :「アバタードーム」
作品概要:バーチャルアーティストが現実世界で行う3DCGライブの課題解決に向け、映像と本体の駆動が一体化した装置を作り両者をモーショントラッキングで操作するシステム
メンター:岩佐 琢磨氏(株式会社Shiftall 代表取締役CEO)

⑤富山高等専門学校(本選初出場)
チーム名:Wider
作品名 :「Smart Care AI」
作品概要:育児の負担軽減を目的としたAIカメラシステム
メンター:河瀬 航大氏(株式会社フォトシンス 代表取締役社長)

⑥豊田工業高等専門学校
チーム名:Ribura Inc.
作品名 :「ながらかいご」
作品概要:腕に装着するウェアラブル端末により、介護中の会話から記録に必要な情報を抽出・記録するシステム
メンター:福野 泰介氏(株式会社jig.jp 取締役 創業者)

⑦鳥羽商船高等専門学校
チーム名:ezaki-lab
作品名 :「めたましーど~海苔養殖を食害から守る~」
作品概要:海苔養殖を食害から守るプロダクト
メンター:佐藤 聡氏(connectome.design株式会社 代表取締役社長)

⑧沖縄工業高等専門学校
チーム名:沖縄マリンレジャーレスキュー隊
作品名 :「海難事故防止の必須アイテムRiCAS」
作品概要:海面の画像から流れの方向と速さ等をディープラーニングで予測し、離岸流を可視化するシステム
メンター:田中 邦裕氏(さくらインターネット株式会社 代表取締役社長)

⑨大阪公立大学工業高等専門学校(本選初出場)
チーム名:IdentiX
作品名 :「Worm Farmer」
作品概要:養殖飼料不足に向け、魚粉等に代わるミールワームの飼育・繁殖・収穫を一貫して自動化する装置
メンター:高橋 隆史氏(株式会社ブレインパッド 取締役会長 CO-Founder)
⑩岐阜工業高等専門学校・福島工業高等専門学校(初連合チーム/初出場)

チーム名:Rebounder
作品名 :「巡視」
作品概要:無人販売所でAIカメラ等を活用した不正行為の監視システム
メンター:岡田 陽介氏(株式会社ABEJA 代表取締役CEO)

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