2025年2月25日
アルサーガパートナーズ、東京・千代田区立中高一貫校の生成AI開発を支援
アルサーガパートナーズは21日、東京・千代田区立の中高一貫校「九段中等教育学校」が導入した校内生成AIツール「otomotto」(オトモット)の開発を支援した、と発表した。

同校は、生成AIの可能性に着目し、2023年10月に同社の生成AIソリューションを活用した教員向け「ChatGPT勉強会」を実施したほか、千代田区が実施する生成AI関連業務の公募型プロポーザルで、同社を選定。
この選定を契機に、教員と生徒を対象にした校内生成AIのSaaS版ツールによるPoC(概念実証)を実施し、その成功を踏まえて「otomotto」を開発した。
「otomotto」は、OpenAIの「GPT-4o」だけでなく、Anthropicの「Claude 3 Opus」や、Googleの「Gemini Pro」といった複数の大規模言語モデルから適切なものを選択でき、多様なニーズに対応。チャット機能に加え、画像生成も自由に行える柔軟性も備えている。
生徒や教員が独自のプロンプトを作成・共有できる機能も搭載。共有されているプロンプトへ「いいね」を送るなど、コミュニケーションを促進。生徒が使用する際に教育目的を逸脱しないように、独自のフィルタリング機能も搭載し、検知したコンテンツは管理画面から確認できる仕組みになっている。
また、科目ごとに保存された教科書データなどをもとに、AIと対話しながら出力ができ、例えば、「日本史のこの時代についてテスト問題を出して」といった具体的なリクエストにも対応。教員が指定のフォルダにデータをアップロードするだけで、自動で内容を取り込み、回答に反映させることができる仕組みを実現した。
現在は、生徒向けの機能を中心に運用を開始したが、今後は教員の業務改善に特化した機能を順次実装していく予定。
【開発支援の概要】
・迅速かつ柔軟な対応を可能にする「アジャイル開発」の徹底
・生徒と教員の声を反映した「ユーザー視点」の徹底追求
・全員が同じゴールを目指せる「認識共有」の仕組み
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