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2025年2月25日

竹中工務店、量子コンピュータを用いた教育施設整備計画の最適化技術を開発

竹中工務店は20日、量子コンピュータを用いた教育施設整備計画の最適化技術を開発したことを発表した。


大学や高校、専門学校などの教育施設において、量子コンピュータを用いて複数のカリキュラム実施案(授業と教室の最適な組み合わせ案)を算出し、その結果を基に校舎の新築や改修といった教育施設整備計画の最適案を作成する技術を開発した。

教育施設にて教室などの稼働率を上げて経営を効率化するには、カリキュラム実施案に合わせた建物の最適な施設整備計画が必要。

教育施設のカリキュラム実施案は、施設構成、教員数、学生数など複数の要因について考慮する必要があるため、1学期を通して500以上の授業が行われるような大規模大学の場合、一つの実施案を作成するのに数カ月の期間が必要。

今回開発した技術は、カリキュラム実施上の制約の確認・シミュレーションに必要なデー
タの準備・プログラムの準備等の整理には、従来の方法と同等の時間を要するが、準備が
整えば、カリキュラム案を1案あたり10時間程度で作成(シミュレーション)することが
可能となり、施設構成などの条件を変更した複数のカリキュラム実施案を、短時間でシミュレーションすることができる。

これにより、シミュレーションで得られた複数のカリキュラム実施案を評価し、その結果を基に最適な施設整備案を提案するという。

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