2025年6月10日
東京外国語大学、米国留学生等の受け入れに向けたオンライン日本語講座の提供
東京外国語大学は6日、米国の国土安全保障省が5月22日に発表したハーバード大学の留学生受け入れに関する措置を受け、意欲と才能ある若者の学びや研究の継続を保障することの重要性を認識し、支援措置を講じる決定を発表した。
「オールジャパン」の精神に基づき、日本全国の大学と連携し、米国の大学での学業や研究が困難になった留学生や研究者を受け入れる日本国内の他の大学に日本語教育の支援を提供する。この取り組みは、留学生や研究者の教育・研究環境を守り、国際的な学術交流の継続を目的としている。
同学が開講する「日本の大学・大学院で学ぶ人のための日本語準備講座(オンライン)」を無償で提供する。同講座は、日本の大学で学ぶ学生・大学院生のための日本語講座で、受講生のレベルや学習スタイルに合わせて、講師による週2回のオンラインレッスンで日本語を学ぶ会話を中心とした「ライブ型コース」と、受講者が自律的に学習を進めることができる「オンデマンド型コース」のいずれかを選択して受講することができる。
日本の大学において受け入れる留学生や研究者に来日前および来日後の日本語教育を支援することで、当該者本人だけでなく、受け入れを予定している大学を広く支援する。
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