2025年8月22日
10月はディスレクシア月間、LD/ディスレクシア支援に関わる6団体が共催
エッジは20日、国内でディスレクシア支援に関わる6団体が連携して、10月をディスレクシア月間とするキャンペーンを行うことを発表した。
ディスレクシアは知的発達に関係なく、文字の読み書きに困難を抱える学習障害(LD)。日本語では日本の人口の8%程度いることがわかっている。
ディスレクシアだと公表している著名人は、俳優のトム・クルーズさん、映画監督のスティーブン・スピルバーグさん、落語家の柳家花緑さんなど世界各国にいる。英語では10人に1人の割合でいることが知られている。
ディスレクシアは、見た目では判断がつかないため、家庭や学校で気づかれにくいのが現状。学齢期の早い段階から周囲が認知し、支援や配慮を受けられる環境を整え、個人に合った学びの方法を確立することが重要。
読み書き困難な状態なまま学年が進むと、学びが深まりにくいだけでなく、授業についていけないことを苦痛に感じたり、「なんでできないの」と心ない言葉をあびたりすることがある。自己肯定感が低下して、2次障害や不登校につながることもある。
正しい理解やサポート体制が社会全体に根付くよう、同キャンペーンを実施する。
エッジ、大阪医科薬科大学LDセンター、全国LD親の会、日本LD学会、日本発達障害ネットワーク、発達性ディスレクシア研究会による、ディスレクシア月間2025実行委員会が、ホームページを開設した。各団体で10月にイベント・講座・学会開催や図書館等への働きかけ、SNSシェアを展開する。
「ディスレクシア月間2025」に参加登録すると、活動に使えるロゴ、チラシ、ディスレクシアがわかる資料をダウンロードできる。登録者は前夜祭・後夜祭に参加できる。登録は無料。
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