2026年10月9日
NEXER Groupと集団指導塾「心水塾」、「AI学習と対面指導、これからの学び」調査結果
NEXER Groupは8日、集団指導塾『心水塾』と共同で、全国の男女500名を対象に「AI学習と対面指導、これからの学び」についてのアンケートをおこない、その結果を発表した。
まず、勉強や学習では、AI教材と先生との対面指導の、どちらがより効果的だと思うかを聞いてみた。

その結果、「対面指導の方が効果的」が77.4%、「AI教材の方が効果的」が22.6%となった。AI学習が広がる今でも、8割近くの人が、先生から直接教わる対面指導の方に効果を感じているようだ。
それぞれの理由についても聞いてみた。
「対面指導の方が効果的」と回答した方
・わからないところを聞ける。(20代・男性)
・意図が伝わりやすいから。(20代・男性)
・細かい機微まで理解できるから。(30代・女性)
・性格的な面の成長は対人が良いと思う。(30代・女性)
・AIに頼りすぎてほしくない。人に教えられてこそ、分かることがあると思う。(30代・女性)
「AI教材の方が効果的」と回答した方
・先生だと苦手な人がいるとストレスだから。(20代・女性)
・好きな時に勉強出来るため。(20代・男性)
・自分に合っている。(30代・女性)
・すぐに答えてくれる。(30代・女性)
・AIなら恥ずかしくなく何でも聞けそうだから。(30代・女性)
その場で質問できることや、細かなニュアンスまで伝わることを、対面指導の強みとして挙げる声が目立った。一方で、人が相手だと緊張してしまう、自分の好きな時間に学びたいといった理由から、AI教材を選ぶ人もいる。
効果を感じるポイントは人それぞれ。
学ぶ内容や、その人の性格によっても、向いている学び方は変わってくるのかもしれない。
続いて、自分や子どもが学ぶとしたら、「AIによる弱点分析+先生の個別サポート」というハイブリッド型指導と、従来型の対面のみの指導のどちらを選びたいかを聞いてみた。

その結果、「ハイブリッド型指導」が51.8%、「対面のみの指導」が48.2%となった。
わずかにハイブリッド型が上回ったものの、その差は小さく、意見はほぼ二分される結果となった。
それぞれの理由についても聞いてみた。
「ハイブリッド型指導」と回答した方
・人による分析には限りがあるため。(20代・男性)
・どちらにもいいところがあるから。(20代・男性)
・AIは効率的に弱点をピックアップできそうだから。正確性は対面で補う。(30代・男性)
・その方が状況に合わせて学び方を選べるから便利だと思う。(30代・女性)
・多くの観点から分析できそう。(30代・女性)
「対面のみの指導」と回答した方
・より詳しくわかるから。(20代・男性)
・AIは必要ないと思うから。(20代・女性)
・感情が入るから。(30代・女性)
・一対一で密に教えてくれそうだから。(30代・女性)
・人との会話が大事。(30代・女性)
ハイブリッド型を選んだ人からは、AIの分析力と先生のサポートを組み合わせれば、両方のいいところを取り入れられるという声が多く挙がった。
一方で、対面のみを選んだ人は、人だからこそ生まれる感情のやりとりや、一対一で向き合ってもらえる密なサポートを重視しているようだ。
前の質問では対面指導への支持が目立ったが、AIをうまく組み合わせる学び方にも、半数を超える人が前向きなことがわかる。
続いて、学習塾や習い事を選ぶとき、保護者・生徒とのコミュニケーション(学習状況の報告や相談のしやすさ)をどのくらい重視するかを聞いてみた。

その結果、「やや重視する」が48.4%、「とても重視する」が26.6%、「あまり重視しない」が14.6%、「まったく重視しない」が10.4%となった。
「とても重視する」と「やや重視する」を合わせると75.0%にのぼり、多くの人が、塾や習い事を選ぶうえでコミュニケーションのしやすさを気にかけていることがわかる。
重視する理由についても聞いてみた。
重視する理由
・相談しやすい先生じゃないと、ストレスだから。(20代・女性)
・親身になって欲しいから。(30代・男性)
・まずは相談しやすい環境かはとても重要。(30代・女性)
・その方が、子供に合っているのかどうかわかるから。(30代・女性)
・少しのことでも、色んなことが質問しやすいから。(30代・女性)
相談のしやすさが、そのまま学習のしやすさや成果につながると考えている人が多いようだ。わからないことを気軽に聞ける関係は、学ぶ意欲を保つうえでも大切なのだろう。
最後に、これからの時代の教育で、重要だと思うことは何かを聞いてみた。
次いで、「考える力・問題を解決する力」が47.8%、「コミュニケーション力」が42.0%、「学力」が28.0%、「ITリテラシー・AIを使いこなす力」が26.8%と続いた。
学力やITリテラシーといった、目に見える力よりも、人間力や考える力、コミュニケーション力といった力を挙げる人が多いことがわかる。
さらに、その中でも最も重要だと思うことを一つだけ選んでもらった。

その結果、「考える力・問題を解決する力」が25.2%で最も多く、次いで「人間力」が21.8%、「コミュニケーション力」が12.8%と続いた。
複数回答では「人間力」がトップだったが、たった一つを選ぶとなると、「考える力・問題を解決する力」が最も多く選ばれた。
最も重要だと思うものを選んだ理由についても聞いてみた。
「考える力・問題を解決する力」と回答した方
・考える力などを補っておけばAI時代にも対応していけそう。(20代・男性)
・思考は自分しかできないから。(30代・女性)
・今以上に問題は多くなりそうなので、個々がしっかり分析して壁を乗り越えていってほしい。(30代・女性)
「人間力」と回答した方
・柔らかな優しさがすべての価値だから。(30代・男性)
・AIが増えている今こそ、人間力が大事だと思う。(30代・女性)
・人間力があれば学力の面だけでなく社会の様々な問題に直面した時に対応できるようになるから。(30代・女性)
「コミュニケーション力」と回答した方
・話すことは大事。(20代・男性)
・人と渡り合う力があれば助け合えて生きていけるから。(30代・女性)
・人との関わりがある方がお金を稼げるから。(30代・男性)
AIが身近になるほど、人にしかできない考える力や、人としての力が大切になる、という考えが多く見られた。その一方で、AIを使いこなす力こそがこれからの時代をつくる、という前向きな声もある。
AIに任せられることが増えていく時代だからこそ、「自分で考える」「人と関わる」といった、人ならではの力に目を向ける人が多いのではないか。
調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年9月21日 ~ 9月28日
調査対象者:全国の男女
有効回答:500サンプル
*原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合がある。
関連URL
最新ニュース
- こども家庭庁、11月5日開催「保育士養成課程等検討会(第6回)」YouTube Live配信(2026年11月2日)
- 子育て世代、子どもの個人情報漏えいが「とても不安」約7割 =コズレ調べ=(2026年11月2日)
- AI時代の学び方、基礎知識は「生成AI」=SMBCビジネスセミナー「みんなの研修」調べ=(2026年11月2日)
- ZEN大学、2027年度4月入学の出願者数が1000名を突破(2026年11月2日)
- SAK University、2027年4月入学を希望者対象、パスウェイ利用型 特別選考・総合型選抜の出願受付開始(2026年11月2日)
- 日本数学検定協会、サイバー大学との連携協力に関する協定を締結(2026年11月2日)
- 次世代教育ネットワーキング機構、中高生の国際的な探究大会「Global Link Singapore 2026」実施報告(2026年11月2日)
- init、「WebTerm Learn」で教員向けの「チーム」機能を拡充 教育機関は無償(2026年11月2日)
- ポリグロッツ、「英語を教える人」のためのセミナー「英語教育<ここから>ゼミ」1月11日開催(2026年11月2日)
- ヒューマンアカデミー、11月3日開催の「探究フェス2026 東北」に協力(2026年11月2日)











